竹弓の魅力とは?特徴・選び方・手入れ方法を解説

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竹弓

竹弓の魅力とは?特徴・選び方・手入れ方法を解説

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弓道を続けていく中で、誰もが一度は「いつかは手にして引いてみたいな……」と憧れる特別な存在、それが竹弓(たけゆみ)ですよね。竹弓は、日本の弓道の長い伝統と魂をそのまま受け継ぐ本当に美しい道具として、初心者から高段者の先生方まで多くの弓道家に深く愛されています。人工素材には絶対に出せない、天然素材ならではのしなやかな引き心地と絶妙な弾力性があり、毎日大切に使い込むほどに自分の手のひらの形にじんわり馴染んでいってくれるのが最高の魅力なんですよ。一方で、これから竹弓に挑戦してみたいと考えている人の中には、「普段使っているグラス弓やカーボン弓との違いって具体的に何なんだろう?」「今の自分の実力に合った失敗しない竹弓の選び方が知りたいな」と思っている人もきっと多いかなと思います。

実際のところ、竹弓は自然の生き物を相手にするようなものなので、適切な正しい手入れをしてあげることで、何十年も長く一緒に成長していけるという素晴らしいメリットを持っています。気になるお値段や価格帯の目安も実は意外と幅広くて、入門者向けの手頃なモデルから一生モノの最高級品までたくさん展開されているので、初心者だからといって身構える必要は全然ありませんよ。この記事では、竹弓の気になる寿命のリアルや毎日の正しい手入れ方法、道場で大人気のおすすめ銘柄から価格帯の目安にいたるまで、分かりやすく徹底的に解説していきますね。これからお気に入りの第一張りを購入したいと考えてワクワクしている人はもちろん、すでに愛弓を手に入れているけれど「本当にこの管理方法で長持ちするのかな?」と不安に思っている人にとっても、明日からの弓道ライフがもっと楽しくなる役立つ情報をたっぷりお届けしていきますね!

この記事を読めば分かること

  • 竹弓ならではの深い特徴や、引くことで手に入る素晴らしいメリットがよく分かりますよ
  • 竹弓とカーボン弓の違いがハッキリ比較できて、自分に必要な弓のタイプが丸分かりになります
  • 失敗しない竹弓の選び方や、全国の弓道人に支持されているおすすめの有名銘柄が網羅できます
  • 毎日の丁寧な手入れ方法や、弓の寿命を20年以上へと驚くほど延ばす管理のコツがしっかり学べます
  1. 竹弓の魅力とメリットを知ろう
    1. 使い込むほどに射手に馴染む!天然素材ならではのメリット
    2. カーボン弓との違いは何ですか?引き心地・矢勢・利便性の徹底比較
    3. 火を入れて形を整える!伝統の作り方と熟練の職人技
    4. 竹弓の寿命はどれくらい?管理次第で20年以上共にする方法
    5. 竹弓の手入れ方法と長持ちさせる5つの魔法のコツ
    6. 【必読】竹弓の性能を100%引き出すための「射手の身体の最適化」
      1. ■ 身体の最適化・骨格矯正(スタンダード)
  2. 竹弓の選び方とおすすめ銘柄
    1. 竹弓の値段と価格帯の目安!予算に合わせて賢くステップアップ
    2. 全国の弓道人に大人気!有名な竹弓銘柄とその特徴の比較
      1. 1. 入門者・初心者でも扱いやすい高コスパな優良銘柄
      2. 2. 大会や審査で中たりを量産できる!競技者向けの精度の高い銘柄
      3. 3. 息をのむ美しさと、極上の引き味を誇る伝統の名門銘柄
      4. 4. 高段者・上級者がいつかは手にしたい至高の高級銘柄
    3. 【地域別】日本全国の有名な竹弓職人・工房ブランドマップ
      1. ・関西エリア(京都・大阪)が誇る伝統のブランド
      2. ・九州エリア(宮崎・熊本)の圧倒的な一大名産地ブランド
      3. ・東京エリアが誇る、現代競技にベストマッチな都会派ブランド
    4. 失敗しない!初心者におすすめの竹弓の正しい選び方4つのステップ
      1. ステップ1:初心者向けの竹弓が持っている「3つの優しい特徴」を理解する
      2. ステップ2:自分の体力にぴったり合った「弓の強さ(弓力)」を絶対に無理せず選ぶ
      3. ステップ3:先輩たちからもお墨付き!初心者が扱いやすい「人気のおすすめ4選」から選ぶ
      4. ステップ4:購入ボタンを押す前に!絶対に失敗しないための3つの最終注意点
      5. ちょっと気になる!初心者向け竹弓と、学校の「グラス弓」との決定的な違い
      6. 竹弓選びのまとめ
    5. 竹弓の魅力と特徴を徹底解説!セルフチェックおさらいリスト

竹弓の魅力とメリットを知ろう

翠山弓具から引用

「竹弓って管理が難しそうだし、私にはまだ早いかも……」なんて思っていませんか? 確かにグラス弓に比べたらデリケートですが、そのぶん手に入れたときの喜びや引いたときの感動は別格なんですよ。まずは、その溢れる魅力から一緒に解き解きしていきましょう!

使い込むほどに射手に馴染む!天然素材ならではのメリット

竹弓は、日本の伝統的な弓道において古くからずーっと長く愛され続けている特別な道具であり、その魅力には人工の弓では絶対に味わえないたくさんのメリットが詰まっていますよ。まず何と言っても、竹弓は100%天然の自然素材で作られているため、毎日コツコツと使い込むほどに自分の手のひらの絶妙な形(手の内)にじんわりと馴染んでいき、まるで射手であるあなたの技量の成長とともに、弓自体も一緒に育っていくという不思議な特性を持っています。弾力性としなやかさを極限まで兼ね備えた竹ならではの特質が、会(かい)に入ったときの身体に優しい自然な引き味と、放たれた矢がまっすぐ的心へと収束していく素晴らしい安定性を生み出して、経験を積めば積むほどにあなたにとっての扱いやすさが増していくんですね。これは、工業製品として均一に作られた人工素材の弓には逆立ちしても真似できない、竹弓だけのオンリーワンな独自の利点と言えますよ。

また、竹弓は矢を放った瞬間の弦音(つるね)が驚くほど優しく、パチーンと耳に心地よく響きますし、放たれた矢が空気の抵抗を滑らかに受け流しながら自然な美しい弧を描いて飛んでいくため、全体の射形(しゃけい)を凛とした美しい姿に整えやすいのも大きな特長なんです。竹弓を相棒にして稽古を重ねることで、弓道の根幹であり究極のテーマでもある「周囲との調和」や「型の美」を自分の身体で体現しやすくなり、ただ中てること以上の深い精神的な充実感を味わうことができますよ。そのため、単なる点数稼ぎの競技志向ではなく、弓道が本来持っている伝統の重みや奥深い精神性を心から大切にしたいなと思っている人々にとって、竹弓を選ぶことは間違いなく人生最高の選択肢になりますからね。

さらに、竹弓は毎日正しい愛情を持って手入れをしてあげることで、何十年という信じられないくらい長い年月を一緒に過ごすことができるため、自分の道具をどこまでも大切にケアする素晴らしい習慣が自然と身につくのも隠れたメリットの1つです。確かに、湿度の管理や使い方の手入れをサボってしまうと、弓が右や左にねじれる「反り(成り)」が出たり、最悪の場合はパキッと割れが発生しちゃうこともありますが、それを防ぐために日々のコンディション管理を徹底しておこなうこと自体が、あなたの弓道に対する真摯な姿勢や、一射に懸ける爆発的な集中力を内面から優しく養ってくれますよ。このように、竹弓はただ矢を飛ばすための単なる道具としてではなく、あなたという射手の人間的な成長を後ろからそっと支えてくれる相棒としても、もの凄く大きな価値を持っているわけなんです。

カーボン弓との違いは何ですか?引き心地・矢勢・利便性の徹底比較

「じゃあ、学校の部活や道場でよく見かけるカーボン弓とは一体何が違うの?」という疑問が湧いてきますよね。竹弓とカーボン弓は、使われている素材の原点からその特性にいたるまで全てが大きく異なっていて、お互いに一長一短の素晴らしい長所と短所を持っていますよ。まずおさらいとして、竹弓は天然の生きた竹を何枚も組み合わせて作られており、あの体に響かない優しいしなやかさと、吸い付くような独特の引き味が最大の特徴です。自然の恵みから生まれるため、一本一本の弓に明確な『骨格の個性(クセ)』があり、その日の天候や自分の引き方の感覚に応じて、手の内をミリ単位で工夫するような繊細な調整が射手側にも求められます。一方で、カーボン弓(またはグラス弓)は炭素繊維などの最先端の人工素材を使用しているため、本体がとても軽量で耐久性に抜群に優れており、雨の日の湿気や真夏のカンカン照りといった天候・温度変化の影響をほとんど受けない、というメンテナンスフリーな最強の利点がありますよ。

実際に弦を引いて矢を放ったときの「射ち心地」に関しても、この2つにはかなり面白い違いがありますね。竹弓は引分け(ひきわけ)の途中で自分の身体の骨組みに合わせて弓が優しくしなってくれる感覚があり、離れ(はなれ)の瞬間も矢を後ろから優しく押し出してくれるような柔らかい軌道を描きます。これに対して、カーボン弓は素材自体の反発力がもの凄く強いため、離れた瞬間に矢がロケットのようにもの凄いハイスピード(矢勢・やせい)で真っ直ぐ飛んでいく傾向があります。そのため、「雨の日でもガンガン練習して、試合でとにかく高い確率で中てたい!」という競技志向の射手や、手軽にブレのない安定した射を求めたい人には、カーボン弓のほうが圧倒的に向いていると言えますね。一方で、弓道が持っている本来の伝統的な美しさや、身体の芯から湧き出るような自然な射ち心地、精神修養のプロセスをじっくり重視したいという人には、竹弓のほうが120%マッチしていますよ。

また、日々の耐久性の違いも、選ぶ上で絶対に無視できない重要なポイントになります。カーボン弓はとにかく頑丈なので、湿気による変形や温度変化を気にする必要がほとんどなく、手入れも使ったあとに部活着でササッと拭くくらいで済むのでめちゃくちゃ簡単です。対して、竹弓は生きた木製素材なので、適切な愛情管理をしてあげないと、すぐに反り(成り)が生じて弓の形が変わってしまったり、最悪の場合はパキッと接着面が剥がれてしまうリスクがあります。そのため、竹弓を愛用する場合は、季節に合わせた定期的な手入れや、引く前の「反りのチェック(村をみる動作)」が絶対に欠かせません。ただし、その手間暇を惜しまずに適切に手入れを行ってあげれば、使うほどに自分の肌の一部のように馴染んでいって、何年経っても色褪せない深い愛着が湧き上がってくるという点では、竹弓のほうに圧倒的に軍配が上がるかなと思いますよ。

気になる初期投資の価格面でも結構な違いがあり、カーボン弓は学生さんでもお小遣いで手が届きやすい比較的手頃なものから高機能モデルまで幅広い選択肢が揃っていますが、竹弓はこれからお話しする通り、熟練の職人さんが付きっきりで手作業で作るため、どうしてもお値段が高価になりがちです。しかしそのぶん、世界に同じものが2つとない唯一無二の個性が宿っていますし、大切に長年使うことで一生モノの宝物になってくれるという点では、価格以上の素晴らしい価値が竹弓には詰まっているんですよ。

総まとめとして分かりやすく整理すると、竹弓は「弓道の伝統の美しさと、身体に優しい自然な射ち心地をじっくり楽しみたいロマン派のあなた」向け、カーボン弓は「毎日の手入れの手間を省いて、天候に関係なく高い実用性と利便性を求めたい実戦派のあなた」向け、と言えるでしょう。どちらを選ぶのが正解というわけではなく、あなたが弓道という素敵な武道に対して、今一体何を1番求めているかによって選ぶべき相棒が変わってくるわけですね。

火を入れて形を整える!伝統の作り方と熟練の職人技

竹弓がこれほどまでに高価で特別な価値を持っている最大の理由は、その驚くべき製作工程のすべてが、何十年も修行を積んだ熟練の弓師(ゆみし)と呼ばれる職人さんの手によって、一本一本オーダーメイドのように丁寧に作られているからなんです。その製作プロセスには、機械では絶対に真似できない膨大な時間と伝統の神業のような技術が必要とされており、何百年もの間、日本の歴史の中で大切に受け継がれてきました。まず、すべての始まりである材料となる竹の選定からしてもの凄くストイックなんですよ。竹弓には、並外れた耐久性と極上の弾力性を兼ね備えた良質な真竹(まだけ)や、古い茅葺き屋根の天井で何十年も煙に燻されて黄金色に育った希少な煤竹(すすたけ)などが使用されるのですが、これらを伐採したあとに、なんと数年間もの長い間、道場の裏などでじっくりと自然乾燥させた一級品だけが使われます。竹の育ち方や繊維の密度(質)によって完成した弓の強さや性能が180度ガラリと変わってしまうため、この最初の選定の段階での職人さんの目利きが、もの凄く重要な意味を持っているんですね。

次に、選び抜かれた極上の竹を弓の形に切り出し、真っ赤に熾った炭火の熱を使って、職人さんが自分の目と手の感覚だけを頼りに竹を温めながら、ググッと絶妙なカーブに曲げて形を整えていく「火入れ(ひいれ)」の作業に入ります。この作業はまさに職人技の真骨頂! 温度が高すぎれば竹が焦げて死んでしまいますし、弱いと綺麗に曲がってくれません。その日の気温や湿度に合わせて、竹の繊維の反発力を手で感じ取りながら、少しずつ理想的な美しい形状へと矯正していきます。その後、弓の芯材(しんざい)となる木材(通常はカシやクワなどの硬くて粘り強い木が使われますよ)を細かく切り分けたものを竹の間に挟み込み、伝統の天然接着剤(ニベ)や現代の強力な接着剤を塗って、たくさんの楔(くさび)や紐を使ってギュウギュウに締め付けながら乾燥させます。この段階でようやく弓としてのベースの形が完成しますが、ここからさらに職人さんが実際に弦を張って、全体のしなり具合(成り)が左右上下で1ミリの狂いもなく均一に美しく整うまで、何度もカンナで削っては引き、削っては引きする繊細な微調整を繰り返していくわけです。

仕上げの工程では、表面の強度を最高まで高めるために天然の漆(うるし)を薄く丁寧に塗り重ねたり、職人さんの手による極上の「磨き」を入れることで、美術品のような吸い込まれるような美しい佇まいに仕上げていきます。この磨きの工程をどれだけ丁寧におこなうかによって、竹弓を手にしたときの滑らかさや、手の内に吸い付くような優しい手触りのクオリティが決定づけられるんですね。使い込むほどにあなたの手の油を吸って、年月とともに飴色の深い渋い輝きへと変化していく姿は、本当にうっとりするほど格好いいんですよ。

これほどまでに長年の経験と指先の繊細なセンサーが求められる竹弓作りですので、高名な一流の弓師が魂を込めて手がけた竹弓は、日本国内だけでなく世界中の弓道家にとって「いつかは自分も持って引いてみたい……」と焦がれる最高の憧れの的になっています。一本の弓が原材料から完成してあなたの手元に届くまでには、数週間から、長いものだと数ヶ月~数年以上の時間がかかることも全然珍しくありません。職人さんのこだわりと情熱、そして日本の伝統工芸の歴史がこれでもかと詰まった最高の逸品だからこそ、竹弓は単なるスポーツの道具の枠を超えて、それ自体が世界に誇るべき美しい「芸術品」とも言われているわけなんです。

竹弓の寿命はどれくらい?管理次第で20年以上共にする方法

「竹弓って天然素材だし、やっぱり数年ですぐに使えなくなっちゃうのかな?」と寿命のことが気になっている人も多いかと思います。結論から言うと、竹弓の寿命はあなたの毎日の使用頻度や保管する環境、そしてどれだけ愛情を持って手入れをしてあげたかによって本当にびっくりするくらい大きく変わるのですが、一般的な平均値としてはだいたい5年から10年ほどとされていますよ。……これだけ聞くと『えっ、カーボン弓よりやっぱり短いのかな』と思っちゃうかもしれませんが、実はそれはあくまで普通に使っていた場合の話。毎日正しい適切な手入れを行い、使用後のコンディション管理を徹底してあげれば、10年どころか、20年、30年以上経っても現役バリバリでパチーンと素晴らしい弦音を鳴らしながら使い続けることも十分に可能なんですよ! 逆に、雨の日に使ったあと濡れたまま放置したり、湿気の多いクローゼットの奥に何ヶ月も眠らせてしまったりすると、たった数年で弓の形がグニャリと歪んで(成りが狂って)しまったり、パキッと割れが発生して寿命を迎えてしまうこともあるので、すべてはあなたの腕の見せどころということになりますね。

竹弓の寿命に影響を与える具体的な要因としては、まず「毎日の練習での使用頻度の高さ」が挙げられます。毎日何十射も熱心に引いていると、それだけ弦を張ったり外したりする機会が多くなるので、竹の繊維が持つ本来の復元力(弾力)が少しずつ使っていくうちに失われやすくなります(これを弓が枯れる、落ち着く、などと表現したりしますよ)。特に、自分の体力やフォームに対して強すぎるキロ数の弓を使って、てこの原理を無視した力任せな力強い射を何度も繰り返していると、弓の特定の部位だけに過度な大負荷が集中してかかってしまうため、竹の寿命を縮めてしまう原因になりやすいので注意してくださいね。

また、竹は人間の肌と同じように、まわりの湿気や乾燥に対してもの凄く敏感なデリケート素材であるため、「どこに置いて保管するか」という環境選びも寿命を左右する超重要ポイントになりますよ。湿度が高すぎる日本の梅雨時などに放置してしまうと、革や竹の隙間にカビが発生してしまったり、昔ながらのニベ弓の場合は接着している天然ののりが湿気でドロドロに緩んで剥がれてしまう原因になります。かと言って、冬場にエアコンの暖房の風がガンガン当たるような乾燥しきったお部屋に置いておくと、今度は竹の中の水分が抜けすぎてカラカラに脆くなってしまい、引いた瞬間にバキーンとひび割れが起こるスリリングな危険性があります。理想としては、お部屋の中で人間が過ごしていて1番気持ちいいと感じる適度な湿度(だいたい50~60%前後)が保たれている風通しの良い場所に置いてあげるのが、弓の健康を長期間キープするための最大の秘訣ですよ。

さらに、日頃から「弦を張ったままのテンション」にも優しく気を配ってあげてくださいね。練習が終わったあとも『明日もすぐ使うからいいや』と弦を強く張ったままずっと放置してしまうと、弓の復元力が死んでしまって反りが戻らなくなり、大破損や成り崩れを招く原因になります。使い終わったら毎回感謝を込めてそっと弦を外してあげて、弓を本来の自然な伸び伸びとした形に戻してあげるという、この基本中の基本のルーティンを徹底してあげることこそが、愛弓を一生モノの相棒へと長持ちさせるための1番優しくて確実な方法なんですよ。

竹弓の手入れ方法と長持ちさせる5つの魔法のコツ

憧れの竹弓を、何年経っても購入したてのような最高のコンディションで使い続けるためには、日々のちょっとした丁寧な手入れが絶対に欠かせません。竹弓は生きた自然の素材なので、私たちが毎日お肌のスキンケアをするのと同じように、優しく手をかけてあげればあげるほど、それに応えるように素晴らしい矢飛び(矢勢)をずっと維持してくれるようになりますよ。ここでは、道場の先輩たちもみんな実践している、竹弓の基本的な手入れ方法と長持ちさせるための5つの魔法のコツを分かりやすくご紹介しますね!

コツ1:使ったあとは、感謝を込めた「汗の拭き取り」と「優しい乾燥」

稽古がすべて終わって弓を片付ける際は、目に見えなくても手のひらの汗や皮脂、道場の細かなホコリなどがたくさん付着しています。そのままにしておくと革や竹を痛める原因になりますので、乾いた柔らかい綺麗な布(マイクロファイバークロスなどがおすすめですよ)を使って、全体を優しく丁寧に拭き取ってあげてください。特に、直接自分の手が触れる握り革のまわりや、弦がパチーンと当たる上下の鳥打ち(とりうち)の部分は汚れが溜まりやすいので、念入りに手入れをしてあげましょうね。また、雨の日や梅雨時の稽古のあとは、お家に帰ってからすぐに弓巻きから出してあげて、風通しの良い日陰の場所で軽く自然乾燥させて湿気を逃がしてあげるのがコツです。

コツ2:直射日光とエアコンの風を避ける、最高の「保管シェルター」選び

先ほどもお話しした通り、竹弓は極度の湿気とカラカラの乾燥が大の苦手です。そのため、お家の中で保管する際は、西日がガンガン当たる窓際や、エアコンの冷暖房の風がダイレクトに直撃するようなデンジャラスな場所は絶対に避けるようにしてくださいね。お気に入りの通気性の良い布製の弓袋(お弓衣)に優しく包んであげて、家の中で1番温度変化が少なくて湿気がこもらない、クローゼットの上段などにゆったりと横にして寝かせるか、専用の弓立てに真っ直ぐ立てて保管してあげるのが効果的です。たまの休日に袋から出してあげて、『カビは生えていないかな?』って状態を確認してあげる時間を作るのも、弓への愛着が深まって楽しいものですよ。

コツ3:使い終わったらすぐに解放!「弦のテンション管理」の徹底

弓の健康を守るための絶対の鉄則、それは「練習が終わったら、その場ですぐに弦を外してあげる」ことです。弦を張っているとき、弓の本体には何キロ〜何十キロというもの凄い引っ張るパワーが常にかかり続けています。これを張りっぱなしにしていると、竹の繊維のしなやかな反発力がどんどん疲労して死んでしまいますからね。長期間しばらく稽古をお休みするような場合は、弦を完全に外して緩めたリラックス状態で保管し、逆に何ヶ月も全く張らないままだと今度は弓の形が固まってしまうこともあるので、月に1回くらいは道場へ持って行って、優しく弦を張って数時間形を維持してあげる、といった定期的な「形のメンテナンス」をしてあげると完璧ですよ。

コツ4:弓の反り(成り)が左右に歪んできたら、無理せず「プロの弓師」に頼る

何百発、何千発と矢を放っているうちに、天然素材である竹弓は、どうしても右側が強くなったり左側に引っ張られたりして、全体のしなりのバランス(成り)が少しずつ左右に歪んでいってしまうことがあります(弓道ではこれを「出木になる」「入木が強くなる」などと呼びますね)。こういった成りの変化を見つけたら、自分で力をかけて無理にグイグイ矯正しようとするのは絶対に厳禁ですよ! 力の加減を間違えると、その瞬間にバキーンと大切な弓を根元から叩き折ってしまう恐れがあります。成りの修正は、お近くの信頼できる弓具店さんを通じて、専門の熟練したお弓職人(弓師)の先生に相談し、適切な火入れ修正を行ってもらうのが1番安全で確実な最善の方法ですからね。

コツ5:手元全体のセッティング(握りの太さ)も合わせて定期点検する

弓本体のケアと同じくらい大切なのが、自分の手が直接触れるグリップの太さのバランス管理です。お使いの竹弓が今の自分の手のひらのサイズに正しく合っているかどうか、定期的に握り革を巻き替えるタイミングで、中に入っているあんこの形を綺麗に整えてあげましょう。手元の太さの細かな違いや、自分に合う理想の太さの見つけ方については、こちらの解説記事で初心者目線からもの凄く詳しくまとめているので、ぜひ合わせて読んで参考にしてみてくださいね! 関連記事:弓道の握りの太さの違いと自分に合った選び方を解説

竹弓の手入れは、確かにグラス弓に比べたら少しだけ手間も時間もかかります。でもそのぶん、我が子を育てるように丁寧に優しく扱ってあげれば、必ず放たれた矢がパチーンと真ん中に吸い込まれていく素晴らしい矢勢として、あなたに最高の恩返しをしてくれますよ。日々のほんのちょっとしたメンテナンスを楽しい毎日の習慣にして、竹弓が持つ伝統の美しさと最高の性能を、いつまでも高いレベルで維持してあげてくださいね!

【必読】竹弓の性能を100%引き出すための「射手の身体の最適化」

ここまで竹弓の素晴らしい寿命の延ばし方や手入れのコツを解説してきましたが、ここで専門家として、あなたにどうしても知っておいてほしい「隠れた超重要メッセージ」があるんです。それは、どれだけ高価な一流の竹弓を手に入れて、どんなに完璧に毎日の手入れを行ったとしても、それを引くあなた自身の「身体の骨格」が日常の疲れや姿勢の癖で右や左に歪んでしまっていたら、竹弓本来の極上のしなりや美しい弦音を100%引き出すことは絶対にできない、ということなんです。

竹弓はカーボン弓とは違って、生きた天然の素材だからこそ、「引いている射手の身体の歪みや力みのクセを、鏡のようにそのまま弓自体に吸収して成りを狂わせてしまう」という、もの凄くデリケートな性質を持っています。もしあなたが『最近、引いているときにどうしても左肩が上がってしまって手の内が力むな……』とか『しっかり狙いをつけているつもりなのに、会での引き合いのバランスが左右でズレて矢所がバラバラ散っちゃうな……』と悩んでいるとしたら、それは道具のせいではなく、日頃のデスクワークやスマホの立ち姿勢で自分の「骨盤や体幹の軸」が気づかないうちに歪んでしまっているのが原因かもしれません。身体の軸が歪んだまま無理に強い竹弓を引き込もうとすると、弓を痛めてしまうだけでなく、あなたの肘や肩の関節に余計な大負担がかかって、弓道人生を揺るがす怪我につながってしまうリスクもあるので、ここは我慢せずに早めに対処してあげたい大切なポイントなんですよ。

そこで、大好きな弓道をこれからも怪我なく一生モノの最高の趣味として楽しみたい!と願うあなたへ、身体の芯からパフォーマンスを大激変させるための最高のセルフケアの選択肢として、当院が自信を持って提供している大人気のスタンダードコースをご紹介しますね。

■ 身体の最適化・骨格矯正(スタンダード)

当院の基本コース。骨盤から全身の歪みを徹底調整し、弓道のパフォーマンス向上と日常の疲れにくい身体を両立させます。

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私はこれまで10年間、オステオパシーと manual therapy(手技療法)のプロの施術家として、数多くのスポーツをやられている方や、姿勢の歪みに悩む方の身体のバランスを中から綺麗に整えてきました。当院の骨格矯正は、ただ凝っている場所をマッサージするような一時しのぎの癒やしではなく、あなたの身体の土台である「骨盤」の位置を正しいニュートラルに戻し、肩甲骨まわり(肩甲帯)の可動域を限界まで優しく広げてあげることで、引分けのときに自分の背中の中筋から左右同量のエネルギーをスコーーーントンとまっすぐ弓へと通せるような、最高の「疲れにくくてブレない肉体」をオーダーメイドで仕立て上げます!

骨格の歪みが綺麗にリセットされると、会に入った瞬間に手先の無駄な握り込みの力がフッと抜けるようになるので、手の内の中で竹弓本来が持っているあの極上の「冴え」としなりが120%大覚醒して、自分でも惚れ惚れするようなパチーンと響く最高の弦音とともに矢が的に吸い込まれていくようになりますよ。押し売りするつもりは一切ありませんが、自分の身体の歪みをプロの手で一度きれいに消し去っておいてあげることは、新しい高い弓具を買い足すことよりもはるかに価値がある、あなたのこれからの弓道上達スピードを何倍にも跳ね上げる素晴らしい自己投資になるかなと思います。気になる方は、ぜひ稽古の帰りにでもお気軽にお部屋の予約をチェックしてみてくださいね。最高の疲れにくい身体で、明日の的前へ堂々と立ってみませんか?

竹弓の選び方とおすすめ銘柄

「よし、それじゃあ自分にピッタリ合う最初の1張りを真剣に選んでみよう!」と思ったあなたのために、ここからは、実際に購入する際の失敗しないお値段の目安や、全国の弓道場でおすすめされている有名な人気ブランド(銘柄)の特徴を分かりやすく比較解説していきますね。

竹弓の値段と価格帯の目安!予算に合わせて賢くステップアップ

竹弓の購入価格というのは、使われている竹材自体の希少価値や、その弓を魂を込めて削り上げた弓師(職人さん)の知名度、段位、そして銘柄のブランド力によって本当に大きく変わってきます。一般的な市場の価格帯としては、だいたい10万円から30万円前後がボリュームゾーンになりますが、歴史的な名工作の最高級品になると50万円以上の値がつくことも普通にありますよ。……これだけ聞くと『やっぱりお高いな……』とため息が出ちゃうかもしれませんが、実は最近は、入門者向けとして職人さんが構造をシンプルにして工夫して作ってくれた、5万円前後から手に入る比較的手頃な嬉しいモデルもたくさん用意されているんです。あなたの現在の予算や技量のステップに合わせて選べる3つのクラスの目安を整理しましたので、参考にしてみてね。

1. 初心者・入門者向けの竹弓(価格の目安:5万円~10万円程度)

このクラスの竹弓は、比較的安定して手に入りやすい材料を使用し、お弓職人さんが量産しやすい効率的な三本芯構造などの工夫を取り入れて作ってくれています。そのため、お値段を限界まで抑えつつも、人工の弓では絶対に味わえない竹弓ならではの本来の優しい引き味や、しなやかな弾力の基礎をしっかり肌で体験できるコスパ抜群のモデルが多く揃っていますよ。「まずは試しに竹弓の世界にデビューしてみたい!」「毎日の練習用として気兼ねなく使いたいな」という初めて竹弓を買う学生さんなどにも、まさにぴったりの大満足できる価格帯になります。

2. 一般の弓道人に大人気!王道の竹弓(価格の目安:10万円~30万円程度)

この価格帯になってくると、職人さんが何年もかけてじっくり乾燥させた非常に質の良い極上の竹材(真竹や焦竹など)を贅沢に使用し、熟練の弓師が一本一本の成りを我が子をあやすように手作業で丁寧に仕上げてくれた本格派がずらりと並びます。全国の多くの一般社会人の弓道人や、段位の審査を見据えて練習している中級者~上級者の大半がこのクラスの愛弓を大切に愛用しており、性能の高さ、矢勢の鋭さ、そして何十年も使える耐久性の全体のバランスが一番美しく取れているクラスです。「ここから一生モノとして、相棒と一緒に添い遂げて技術を磨いていきたいな!」という人には、間違いなく1番おすすめの買って後悔しない大本命の価格帯になりますよ。

3. 高段者・審美派憧れの最高級竹弓(価格の目安:30万円~50万円以上)

最高峰のラグジュアリーな竹弓は、何百本に1本あるかないかというレベルで選び抜かれた天然の極上煤竹(すすたけ)などの希少な素材を使い、国指定の伝統工芸士などの最高位の弓師の先生が、何ヶ月もの時間をかけて火入れと成りの調整を繰り返して作り上げた、まさに魂の結晶のような逸品です。このクラスの弓は、引いた瞬間の雑味が完全にゼロで、放たれた矢が真空を切り裂くような凄まじい冴え(矢勢)を発揮してくれるのはもちろん、弓全体の佇まい自体が息をのむほど美しく、伝統工芸品としての芸術的な価値が極限まで高められています。トップレベルで競い合う選手の方や、道具の美しさと武道の精神性をトータルで極めたいという目の肥えた上級者の方に、深く深く愛されているクラスですね。

竹弓は、単なる工業製品のスポーツ用品ではなく、日本の職人さんの神業のような高い技術と長年の伝統の重みがギュッと詰まった、世界に誇るべき特別な工芸品です。お値段が高くなればなるほど、竹の品質や美的な仕上がりはどんどん向上していきますが、最初から無理をして高級品を買う必要は全くありませんからね。今のあなたの技量や、自分のライフスタイルに合った無理のない最高の竹弓を選ぶことこそが、これから先の弓道ライフを長く楽しく続けていくための、1番大切な愛のポイントになりますよ。

全国の弓道人に大人気!有名な竹弓銘柄とその特徴の比較

実際に弓具店さんのカタログをめくったり、ネットで検索してみると、色々な職人さんの名前(ブランド)が並んでいてワクワクしちゃいますよね。人気の竹弓銘柄には、それぞれ職人さんの独自のこだわりや、引き味の個性がハッキリと分かれているんです。ここでは、初心者から中級者まで幅広く支持されている、絶対に外さない有名な人気銘柄の特徴を分かりやすくジャンル別に解説しますね!

1. 入門者・初心者でも扱いやすい高コスパな優良銘柄

初めて竹弓を手にする人に絶大な人気を誇るのが、大阪の銘工「猪飼秀重(いかいひでしげ)」の手がける竹弓です。こちらは前焦竹(まえがらせたけ)や前煤竹を使用した扱いやすいモデルが揃っており、7万円台~という比較的手頃な嬉しいお値段でありながらも、会で手の中でねじれにくく、真っ直ぐ素直な美しい矢飛びを安定して実現できるため、最初の一歩としてもの凄く支持されていますよ。また、宮崎の伝統を受け継ぐ「桑幡正清(くわはたまさきよ)」の竹弓も、価格帯が6万円台からと非常にお財布に優しく手が届きやすいため、部活を始める学生さんや入門者にとって『手荒に扱ってもへこたれない、本当に引きやすくてタフな弓』として、最初の相棒に選ばれることがとても多い人気の竹弓です。

2. 大会や審査で中たりを量産できる!競技者向けの精度の高い銘柄

試合での最高の的中率や、昇段審査でのブレない正確性を徹底的に追求したい競技派の人に深く支持されているのが、宮崎の名匠「小倉紫峯(おぐらしほう)」の竹弓です。こちらは全体の骨組みの作りがもの凄くしっかりとしていて、引分けの途中でブレる嫌な振動が極限まで少ないため、矢飛びの直進安定性が抜群に高く、高段者を目指す多くの経験者から絶対的な信頼を寄せられています。また、小山弓具さんが展開する有名な「清芳(せいほう)」の竹弓は、天然の竹の間にカーボンの極薄シートを組み込んだハイブリッド構造のモデル(11万円程度〜)が有名で、竹本来の優しい引き心地を残しながらも、カーボンの持つ強烈な反発力と湿気に負けない優れた耐久性を兼ね備えているため、「とにかく中たりが欲しい、毎日ハードに引き込みたい!」という実戦派の弓道家にもの凄くおすすめの銘柄になりますよ。

3. 息をのむ美しさと、極上の引き味を誇る伝統の名門銘柄

竹弓が持っている武道としての佇まいの美しさや、究極の手触りにこだわりたいロマン派の人から憧れの的になっているのが、京都で400年以上の歴史を誇る御弓師(おんゆみし)の家系である「柴田勘十郎(しばたかんじゅうろう)」の竹弓です。職人さんの完全な手仕事による極上の仕上がりと、引いたときに自分の身体を優しく包み込んでくれるようなあの独特の柔らかい引き味はまさに芸術品! 黒塗りの美しいモデルや天然の極上煤竹を使用した高級モデル(30万円以上〜)は、道場で持っているだけで誰もが振り返る圧倒的なオーラを放ちます。また、宮崎の都城弓を代表する「永野一萃(ながのいっすい)」の竹弓も、弓の裏側に美しい金文字や銀文字の銘がキラリと輝く高級モデルとして名高く、特製の「四宝竹(しほうちく)」などのモデルは、伝統的な美しさと圧倒的な矢のスピードを高いレベルで兼ね備えているため、一生モノの家宝として手に入れたい熟練の弓道家に熱狂的なファンを抱えています。

4. 高段者・上級者がいつかは手にしたい至高の高級銘柄

弓道の長い歴史と職人の情熱をそのまま形にしたような、主に上級者向けに作られている至高の高級ブランド、それが「松永萬義(まつながかずよし)」「松永宣斎(まつながせんさい)」の竹弓です。お値段は20万円以上のクラスがメインとなりますが、職人さんの目が厳選した最高級の天然竹材を使い、一本一本の竹の繊維の並びを完全に計算し尽くして作られているため、会での静寂感と、離れた瞬間の身体に全く衝撃が残らない極上の射ち心地を実現してくれます。このように、人気の竹弓にはそれぞれのブランドごとに異なる素晴らしい特徴がありますので、自分の今の予算や技術の目的、そして何より『この見た目、めちゃくちゃ格好いいな!』という直感のトキメキを大切にして、最高の運命の一本を選び出してみてくださいね。

【地域別】日本全国の有名な竹弓職人・工房ブランドマップ

竹弓の銘柄は、職人さんが工房を構えている地域(エリア)の風土や伝統の製法によって、ディテールやこだわりが少しずつ異なっていて面白いんですよ。日本全国の有名な竹弓の産地ブランドをきれいにまとめてご紹介しますね。

・関西エリア(京都・大阪)が誇る伝統のブランド

関西には、室町時代や江戸時代から続く、もの凄く長い歴史と格式を持った竹弓の銘柄が今も息づいています。京都市の「柴田勘十郎(しばたかんじゅうろう)」は、代々将軍家や神社への奉納弓を手がけてきた最高峰の由緒ある名門。職人さんが厳選した「天然煤竹」の弓などは30万円を超える高級品ですが、その品質と吸い付くような手触りから、一生モノとして多くのベテラン弓道家に愛され続けています。また、大阪市淀川区の有名弓具店である「猪飼秀重(いかいひでしげ)」ブランドも、関西を代表する大人気マークの1つです。特に、竹の表面を優しく炙って耐久性を高めた「前焦竹(まえがらせたけ)」や「特製前煤竹」は、矢の直進安定性がバツグンに高いのに、お値段が70,000円~90,000円前後と手が届きやすい範囲に収められているため、関西だけでなく全国の学生さんや一般の射手から抜群のコスパブランドとして深く親しまれていますよ。

・九州エリア(宮崎・熊本)の圧倒的な一大名産地ブランド

実は、現代の日本の竹弓の大部分が生産されている最大の聖地、それが宮崎県都城市をはじめとする九州地方なんですよ! 豊かな大自然とはぐくまれた良質な竹材を使い、数多くの天才的なお弓職人さんたちが切磋琢磨して素晴らしい銘柄を生み出しています。宮崎県の「小倉紫峯(おぐらしほう)」は、精密なカンナ削りによるブレのない美しい成りが特徴で、「煤 すじなし」や「煤 すじ入り(特製)」などが120,000円〜125,000円前後の非常に現実的な価格帯で手に入るため、大会で勝ちたい競技派の人にもの凄く売れていますよ。また、同じ都城市の有名ブランドである「楠見蔵吉(くすみくらきち)」の竹弓は、購入時に自分の好みに合わせて「カーボン芯あり」と「純天然のカーボンなし」の2つのモデルから自由に選べるのが面白い特徴で、お値段も9万円台〜と大変良心的。さらに高級ブランドとして名高い「永野一萃(ながのいっすい)」の特作「四宝竹」や、カヤの芯材を贅沢に7本も仕込んだ「吟翠(ぎんすい・252,000円程度)」など、道具のスペックに徹底的にこだわりたい上級者の物欲を120%満たしてくれる最高峰のラインナップが綺麗に揃っています。そして、お隣の熊本県人吉市が世界に誇る名門「肥後三郎(ひごさぶろう)」は、大正時代から続く頑固なまでの高品質な弓作りで有名。特に、伝統のニベ接着の技法を極限まで高めた「特作ニベ 前煤竹(139,000円程度)」などは、目の肥えた全国のトップ競技者や先生方から『引けば引くほど冴えが渡る、これぞ本物の日本の弓だ』と、もの凄く高く評価されている逸品ブランドなんですよ。

・東京エリアが誇る、現代競技にベストマッチな都会派ブランド

日本の首都、東京のど真ん中(千代田区神田)に本社を構える老舗「小山弓具(おやまきゅうぐ)」も、全国の弓道人に絶大なシェアを誇る素晴らしい竹弓ブランドを数多く展開していますよ。小山弓具さんでは、射手のレベルやニーズに合わせて「清芳(せいほう)」「雅澄(まさずみ)」「小山雅司(おやままさじ)」といった、個性の異なる洗練された銘柄をきれいにラインナップしてくれています。特に、カーボンシートを竹の間にサンドイッチした「清芳 前煤竹(カーボン入り・110,000円程度)」は、生きた竹弓の柔らかい手触りを優しく残しながらも、人工素材の強みである『梅雨時でも成りが全く狂わない圧倒的な利便性と、抜群の矢速』を同時に手に入れられるため、「竹弓を使ってみたいけれど、毎日の手入れに自信がないな……」という都会の忙しい学生さんや、社会人の練習用として大ヒットしている大人気モデルなんです!

このように、日本全国のそれぞれの地域に、職人さんの熱いこだわりと魂が詰まった素晴らしい銘柄が、価格や特性に応じてたくさん存在しています。最初は無理のない手頃な価格帯の入門弓から優しくスタートしてみて、自分の上達や段位の昇段に合わせて、『次はあの憧れの九州の職人さんの弓をオーダーしてみようかな!』なんていう風に、一歩ずつ大人の階段を登っていくのも、弓道という趣味を一生モノとして長く深く楽しむための、最高の醍醐味になるかなと思いますよ。

失敗しない!初心者におすすめの竹弓の正しい選び方4つのステップ

「よし、竹弓を買う決意は固まったけれど、種類が多すぎて結局初心者の自分はどれをどんな基準で選べばいいの?」と迷っちゃいますよね。竹弓は天然の生き物なので、自分の手の大きさや現在の筋力を無視して見た目だけで背伸びして選んでしまうと、手元がグラグラして扱いづらく、せっかくの綺麗な上達の妨げになってしまうこともあるんです。特に最初の1張りを手に入れる初心者の時期は、自分の身の丈に合った適切な弓を選んであげることで、無駄な力みのない正しい美しいフォームを1番最速で身につけやすくなりますよ。ここでは、これを選べば絶対に失敗しない、初心者のための優しい選び方の4つのステップを詳しく解説しますね!

ステップ1:初心者向けの竹弓が持っている「3つの優しい特徴」を理解する

星の数ほどある竹弓の中から、始めたての初心者のあなたが最初に狙いを定めるべきモデルには、共通して以下のような「引き手を優しくエスコートしてくれる」3つのハッピーな特徴が備わっているものを選ぶのが鉄則ですよ。

  • 体にショックが残らない「引きやすさ(しなやかさ)」:弓道を始めて間もないうちは、弓を引いた瞬間の不自然な硬さや強い反発力があると、それに負けまいとして肩が上がったり手の内が力んでフォームが簡単に崩れてしまいます。そのため、過度な大反発力を持つピーキーな上級者向けの弓よりも、引分けの途中で身体の骨組みに合わせて素直に優しくしなってくれる、引きやすい竹弓が絶対にベストです。
  • 自分の狙い通りに飛んでくれる「安定した素直な矢飛び」:離れた瞬間に矢が右や左にパタパタ暴れてしまうと、自分のどこが悪くて外れたのかの原因が分からなくなってしまい、正確な技術を身につけるのが難しくなっちゃいますよね。初心者向けのモデルは、適度な張りと直進安定性のバランスが綺麗に調整されているので、手の内が多少未熟であっても、矢がスムーズに真っ直ぐ飛んでいってくれる扱いやすさがありますよ。
  • 梅雨時でも成りが変わりにくい「高い耐久性」:純粋な竹と木だけの弓は湿度や気温の影響で変形しやすいため、管理に少しコツがいります。そのため、初心者の最初の1張りとしては、中に薄いグラスファイバーやカーボンシートがあらかじめ仕込まれている「カーボン入りの竹弓モデル」をチョイスしてあげるのも、形が歪みにくくて日々の手入れのプレッシャーが減る、もの凄く賢いおすすめの選択肢になります。

ステップ2:自分の体力にぴったり合った「弓の強さ(弓力)」を絶対に無理せず選ぶ

竹弓のカタログを見ると、引くときの強さが「13kg」とか「15kg」といったキログラムの数値(弓力・きゅうりょく)で表記されています。ここでの最大の注意点は、『今学校の部活で使っているグラス弓と同じキロ数か、それより気持ち1kgくらい弱めの数値をあえて選ぶこと』なんですよ! なぜなら、竹弓はグラス弓に比べて引き始めのタッチが柔らかく感じるため、ついつい『これならもっと強いキロ数もいけそうかな?』と背伸びして強い弓を選びがちなのですが、会(かい)の後半にかけて天然素材特有の粘り強い力強い反発力がグググッと湧き上がってくるため、強すぎる弓を選ぶと引いている最中に正しい美しいフォームを維持できなくなり、最悪の場合は腕や肘、肩の関節を痛めてしまう最大の原因になっちゃうからなんです。男女別の最初の優しい目安数値をまとめたので、確認してみてね。

  • 男性の初心者の方の場合:一般的には10kg~13kg程度の強さの弓が1番身体に馴染みやすくて適していますよ。生まれつき体格ががっしりしていて腕力に自信がある方でも、最初のうちは無理をせずに最大でも13kgまでに抑えて選ぶのが、美しい姿勢を最短でマスターするためのスマートなコツです。
  • 女性の初心者の方の場合:だいたい8kg~10kg程度の優しめの数値が素晴らしい目安になりますよ。女性は特に、無理な力任せの引き方をしてしまうと肩の関節や肘を痛めてしまいやすいので、自分の今の筋力で『あ、これなら会で5秒間きれいに笑顔で静止していられるな』と思える、ゆとりのある弓力を選ぶことが何より大切になります。

弓力が強い弓を使えば、確かに矢が真っ直ぐ速く飛ぶ(矢勢が強くなる)という男前なメリットはありますが、初心者の時期に1番大切にするべき最優先事項は、何よりも「無駄な力みのない正しい美しい射形を身体に染み込ませること」です。その土台さえできてしまえば、将来強い弓にステップアップしたときにも、びっくりするくらい簡単に中てられるようになりますからね!

ステップ3:先輩たちからもお墨付き!初心者が扱いやすい「人気のおすすめ4選」から選ぶ

「色々ありすぎてまだ迷っちゃう!」というあなたのために、全国の道場で『最初の一本にこれを選んでおけば間違いなく大正解だよ』と太鼓判を押されている、初心者が扱いやすい設計の人気大ヒットモデルを4つ厳選してご紹介しますね!

  • 小山弓具「清一郎(せいいちろう・前焦竹)」(価格の目安:65,000円程度〜)

    → 弓の中に3本の芯材を仕込んだ非常にしっかりとした構造で、竹本来の心地よい適度なしなりと、型崩れしにくい抜群の耐久性を両立させてくれています。お値段も手頃で、初心者でも手荒に扱ってもへこたれない、もの凄く扱いやすい安心の弓ですよ。
  • 桑幡正清「前焦(まえがらし)」(価格の目安:63,000円程度〜)

    → 宮崎の職人技が光る、比較的手の届きやすいリーズナブルな価格設定が何よりの魅力! 安いからといって手抜きは一切なく、引いた瞬間の安定した素直な矢飛びを実現してくれるので、部活動のファースト竹弓として選ばれることがとっても多い大人気モデルです。
  • 楠見蔵吉「前焦(カーボンなし)」(価格の目安:90,000円程度〜)

    → 100%天然の竹と木だけで作られているノンカーボンモデルです。自然の恵みならではのどこまでも滑らかで優しい引き心地としなやかさを極上のレベルで兼ね備えており、初心者が使っても手元が突っ張らずに、綺麗な素直なフォームをのびのびと崩さずに育てていける名作ですよ。
  • 大庵聖心「前焦(カーボンなし・並作)」(価格の目安:80,000円程度〜)

    → 職人さんの丁寧な調整によって、弓の変な引き癖や成りの歪みがつきにくく設計されているのが素晴らしい強みです。長期間にわたって、季節が変わっても常に安定した矢飛びと性能をキープしてくれる点が、多くの指導者の先生からも高く評価されています。

ステップ4:購入ボタンを押す前に!絶対に失敗しないための3つの最終注意点

お気に入りの銘柄が決まったら、最後に次の3つのポイントを優しくチェックして、最高の満足を手に入れましょうね。

  • できる限り、購入前にお店や道場で「試し引き」をさせてもらう:竹弓はいくら同じ銘柄・同じキロ数であっても、天然の竹から作られているため、1張ごとに手触りや引き味の個体差が必ずあります。できれば実際に弓具店さんに足を運んでみて、自分の手の内に合わせたときのフィット感を確かめてから購入するのが1番安心ですよ。
  • 道場の信頼できる指導者の先生や、高段者の先輩に一緒に選んでもらう:自分ひとりの判断で決めてしまう前に、『先生、新しくこの竹弓を買おうと思っているんですけど、今の私の射形に合いそうでしょうか?』って気軽にアドバイスを求めてみてください。プロの客観的な目線から見て、あなたの今の引き方にベストマッチする最適な弓力や長さを優しく太鼓判押してくれるはずですからね。
  • 自分の毎日の「手入れにかけられる手間」を胸に手を当てて想像してみる:『毎日のお手入れや湿度の管理をきっちりやり抜く自信が、まだちょっとないかも……』という初心者の段階であれば、見た目は美しい竹弓のままで、中が変形しにくいカーボン入りモデルからスタートしてあげるのが、心に無駄なプレッシャーがかからなくて1番ハッピーな選択肢になるかなと思います。

ちょっと気になる!初心者向け竹弓と、学校の「グラス弓」との決定的な違い

弓道を始めたばかりの学校の部活動などでは、まずはオレンジ色や白色の「グラス弓(グラスファイバー製の弓)」を渡されて練習することがほとんどですよね。グラス弓はとにかく壊れなくて頑丈、雨の日に濡れても平気で扱いやすいという利点がありますが、素材が硬い工業プラスチックのようなものなので、矢を放った瞬間にガツン!という鋭い反動衝撃が左腕にダイレクトに響いてきて、手が疲れやすかったり、竹弓特有のあの『身体を優しく迎え入れてくれるような、まろやかなしなりや極上の引き味の感覚』を味わうことは絶対にできません。もしあなたがこれからも弓道を一生モノの大切な趣味として長く続けていきたいな、もっと上の段位を目指して美しい型を極めたいなと考えているのであれば、早い段階から竹弓の持つ本物の優しい引き心地に触れて、その素晴らしい手触りに身体のセンサーを慣れさせておくほうが、結果として何倍も上達が早くなって弓道がもっともっと大好きになりますよ!

竹弓選びのまとめ

初心者のあなたが初めての竹弓を選ぶ際には、ネットの派手な口コミや強そうなキロ数に惑わされることなく、「自分の今の身体に優しい引きやすさ」「無理のないスマートな弓力」「管理がしやすい適度な耐久性」の3つのバランスを1番大切にして選んであげてくださいね。自分の身の丈に合った無理のない弓力をチョイスして、矢が素直に真っ直ぐ飛んでいってくれる扱いやすいモデルを相棒にしてあげれば、毎日の稽古がびっくりするほど楽しくなり、理想的な美しい射形が面白いようにみるみる身についていきますよ。お店での試し引きや道場の先生の温かいアドバイスを上手に味方につけながら、あなただけの運命の最高の第一張りと出会えることを、私は心からワクワク応援していますね!

竹弓の魅力と特徴を徹底解説!セルフチェックおさらいリスト

ここまで一緒に学んできた、竹弓の溢れる魅力や失敗しない管理のコツを、いつでも稽古の前にスマホでサクッと確認できるように分かりやすい箇条書きリストにまとめました。頭の整理にぜひ役立ててみてね。

  • 竹弓は100%天然の自然の恵みで作られているため、工場で作られた人工の弓とは違って、一本ごとに明確な美しい『骨格の個性(クセ)』がありますよ
  • 会(かい)の後半にかけて驚くほどしなやかで粘り強い弾力性を発揮してくれるので、引き込みのタッチがどこまでも滑らかで身体に優しいのが素晴らしいメリットです
  • 我が子を育てるように毎日大切に使い込むほどに、自分の手の内の絶妙な形にじんわり馴染んでいってくれて、あなたの成長と共に色艶が飴色に深く変化していきます
  • 矢を放った瞬間の弦音(つるね)がパチーンと耳に心地よく響き渡り、矢の飛行ルートが自然な美しい弧を描くため、全体の射形を綺麗に整えやすい特長がありますね
  • グラス弓やカーボン弓に比べると、雨の日の湿気やエアコンの乾燥といった天候・温度変化の影響をもの凄くデリケートに受けやすい性質を持っています
  • 使い終わったあとの汗の拭き取りや弦を外すといった適切な手入れをしてあげれば、寿命が驚くほど延びて、20年、30年以上の長い年月を現役で共に過ごすことも十分に可能です
  • 弦を強く張りっぱなしにして放置したり、湿度の高すぎる部屋に眠らせてしまうと、弓の形が右や左に歪んでしまう「成りの狂い(反り)」が出やすいので優しく管理してあげてね
  • 初めて竹弓の世界にデビューする初心者の方には、引きやすさのバランスが良くて、型崩れしにくい安定したキロ数のモデルが圧倒的に向いていますよ
  • 試合で中たりを量産したい上級者の方には、天然の竹の間にカーボンの極薄シートを仕込んだ、矢の飛ぶスピード(矢勢)がもの凄く速いハイブリッドモデルが大人気です
  • 熟練の弓師(職人さん)が火入れからカンナ削りまでをすべて完全な手作業でおこなうため、世界に同じものが2つとない希少な芸術品としての価値が宿っています
  • 気になる竹弓のお値段の価格帯は、学生さんでも手が届きやすい5万円前後の入門用から、職人の魂が詰まった50万円以上の最高級品まで、実はもの凄く幅広く揃っています
  • 「竹弓を使ってみたいけれど、毎日の手入れに自信がないな……」という忙しい実戦派のあなたなら、小山弓具さんの『清芳』のようなカーボン入り竹弓も最高の選択肢になりますよ
  • 全国の有名な銘柄には、京都の柴田勘十郎や大阪の猪飼秀重、宮崎の小倉紫峯や永野一萃など、それぞれの地域ごとに職人のこだわりが詰まったブランドが展開されています
  • 失敗しない第一張りを手に入れるためには、購入ボタンを押す前にお店で実際に「試し引き」をさせてもらったり、道場の先生の客観的な意見を参考にするのが1番安心で確実です
  • 日本の職人技が詰まった伝統的な素晴らしい工芸品だからこそ、ただ矢を中てること以上の深い精神修養や、道具をどこまでも大切に愛する豊かな心が自然と身につきますよ

 

お気に入りの素晴らしい竹弓を手に入れたら、その手元のグリップ感をさらに自分の手のひらにジャストフィットさせるために、握り革の「厚み(あんこの盛り方)」にもトータルで優しく気を配ってあげるのが上達の隠れたコツなんですよ。手元のセッティングで絶対に失敗しないための詳しい選び方の基準については、こちらの人気関連記事でめちゃくちゃ分かりやすく解説しているので、ぜひワクワクしながら続けて読んで参考にしてみてね! 関連記事:弓道の握りの太さの違いと自分に合った選び方を解説

 

 

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