弓道で大学生の弓力は何キロが最適か安全な決め方と計算式解説

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こんにちは。弓道ライフのゆみの先生です。
この記事を読んでいるあなたは、弓道の大学生の弓力の目安や平均が知りたくて調べているところかなと思います。「結局、大学生弓道の弓力目安ってどれくらい?」「男子は何キロで女子は何キロが多いの?」「高校と大学の弓道弓力の違いってそんなに大きいの?」といったところ、かなり気になりますよね。部室でもこの手の会話は本当にしょっちゅう出てきます。
道場でもよく、弓道の弓力目安を体重の三分の一や握力の計算式で決めていいのか、弓道の弓力計算をどう考えればいいのかという相談を受けます。特に、弓道の大学生男子弓力は何キロが多いのか、大学生女子弓力は何キロくらいが妥当なのか、高校生の弓力平均と比べてどう違うのか、社会人で練習が少ない人の弓力はどこに合わせるべきかといった疑問は、本当によく出てきます。「友だちが18キロって言ってたから自分も上げた方がいいですか?」みたいな相談も多いですね。
さらに踏み込むと、弓道の弓力を上げるタイミングや、弓力をいつ上げるべきか、弓力の上げ方を0.5kg刻みや1kg刻みにするべきかで悩む大学生も多いです。弓道の弓力が強すぎると肩を壊すのではないか、逆に弓力が弱いと矢が届かないのではないか、高校のときと今の練習量の違いも含めて、どこまで上げていいのか不安になりますよね。試合の前に思い切って弓力を変えてしまって、「やっぱり戻したい…」と焦るパターンもよく見ます。
加えて、弓道の矢の重さと弓力バランスをどう考えるか、強弓は何キロからと言えるのか、よつがけは何キロから考えたらいいのか、筋トレで弓力アップを狙うべきか、ゴム弓は実際何キロ分くらいの負荷なのかといった細かい疑問もたくさん出てきます。こうしたモヤモヤを、大学弓道部の指導や弓具相談で蓄えた私の経験をベースに、できるだけ分かりやすく整理していきます。
この記事では、弓道の大学生の弓力何キロが妥当なのかを、性別・経験・練習量ごとに整理しながら、弓力の決め方、上げるタイミングと上げ方、矢の重さや筋トレ、ゴム弓との付き合い方までまとめていきます。読み終わるころには、「自分は今どの弓力で、次にどこを目指すか」がかなりクリアになっているはずですよ。落ち着いて順番に読んでいきましょう。
- 大学生弓道の弓力目安と男女別のざっくりした平均が分かる
- 体重や握力を使った弓力計算と実際の決め方のコツが分かる
- 弓力を上げるタイミングと安全なキロ数の上げ方がイメージできる
- 矢の重さや筋トレ・ゴム弓との組み合わせ方まで理解できる
弓道大学生の弓力基礎知識
まずは、弓力そのものの意味や測り方、大学生の弓道でよく出てくる弓力のレンジ、男子・女子それぞれの目安を整理していきます。高校と大学の弓力の違いや、高校生や社会人の弓力目安との関係も押さえておくと、自分の立ち位置が見えやすくなりますよ。ここを押さえておくと、後半の「弓力を上げる話」もスッと入ってきます。
大学生弓道の弓力目安と平均
弓道の大学生の弓力目安や平均をざっくりお伝えすると、私の見てきた範囲では、男子はだいたい13〜16kgあたり、女子は10〜13kgあたりに集まりやすい印象です。もちろんこれはあくまで一般的な目安であって、大学や地域、部のカラーによってかなり差があります。「うちは男子でも14kg以上じゃないとレギュラーになれない」というような部もあれば、「まずはフォーム最優先で、弓力は控えめ」という部もあります。
特に強豪校では、男子で16〜18kgを使う選手も珍しくありませんし、女子でも12〜14kgを安定して引く選手が多いです。逆に、初心者が多い大学や練習回数が少ないサークルでは、男子でも12〜14kg、女子は8〜11kgあたりが主流になることもあります。「試合で勝つために弓力を上げる」のか、「楽しみながら長く続ける」のかでも、チーム全体の弓力レンジは変わってきます。
平均値より「帯」でイメージする
数字だけ見ると「13.5kgが平均です」のように言いたくなりますが、弓力は身長・体重・筋力・練習頻度・経験年数などが複雑に絡み合います。なので、「このくらいの帯に多い人が集まっている」くらいのイメージで考えるのがおすすめです。
- 男子:13kg未満 … 初心者寄り〜小柄な射手が多いゾーン
- 男子:13〜16kg … 中級者〜上級者が多いメインゾーン
- 男子:16kg以上 … 体格や練習量がしっかりある強弓寄りゾーン
- 女子:10kg未満 … 導入〜体格が小柄な射手のゾーン
- 女子:10〜13kg … 経験者のメインゾーン
- 女子:13kg以上 … 強豪校や体力に自信のある射手が多いゾーン
重要なのは、「平均」に合わせることが目的ではないという点です。弓力は、体格や筋力だけでなく、練習量や射形の完成度、ケガ歴にも左右されます。極端な話、男子で12kgでもきれいに中てる人もいれば、18kgを引きながら中々当たらない人もいます。数字を追いかけるより、「今の弓力で一日中引き終わったあとも、肩が元気かどうか」の方がよほど大事ですよ。
大学生弓道でよく見る弓力ゾーン(目安)
| 属性 | よく見かける弓力レンジ | コメント |
|---|---|---|
| 男子初心者〜1年 | 11〜13kg | 体格が良くてもまずはフォーム優先 |
| 男子経験者〜中級 | 13〜16kg | 14kg前後から徐々にステップアップ |
| 女子初心者〜1年 | 8〜11kg | 練習頻度が高いほど上限寄りになりやすい |
| 女子経験者〜中級 | 10〜13kg | 10〜12kgが一番多いゾーン |
こうした数値は統計というより、道場で多くの大学生を見てきた経験からの平均像です。数値はあくまで一般的な目安なので、学校の方針や試合のレベル、自分の体の状態も含めて、指導者と相談しながら決めていきましょう。同じ大学内でも、男子の中でも「細身で高身長」の人と「がっしり体型」の人では、ちょうどいい弓力が変わります。
弓の重さ全般の考え方や男女・年代別の目安について、もう少し広く知りたい場合は、弓力だけに限らず流通レンジや測り方も整理している弓道の弓の重さの目安と男女年代別の適正ガイドも参考になると思います。
ここで紹介している弓力レンジは、特定の団体や公式な統計にもとづくものではなく、道場・部活動・弓具店での一般的な目安です。正確な情報は公式サイトや所属団体の資料もあわせてご確認ください。また、弓力選びやケガに関する最終的な判断は、必ず指導者や医療・スポーツの専門家にご相談ください。
男子大学生の弓道弓力何キロ
男子大学生の弓道弓力が何キロくらいか、という質問は本当に多いです。私の感覚では、「無理なく試合も練習もこなせるゾーン」としては、だいたい13〜16kgに収まることが多いです。このレンジに入っているから偉い、という話ではなく、「このあたりに落ち着く人が多いよ」というイメージです。
大学から弓道を始めた男子の場合、11〜12kgスタートが多く、フォームが安定してきたタイミングで13〜14kgに上げていきます。最初から13kg以上を引ける体格・筋力があっても、私は一度12kg前後を挟んで、射形を作りながら徐々に上げていくことをおすすめしています。基礎が固まる前に強い弓を引いてしまうと、「力技の射」になりやすいからです。
男子大学生でよくあるステップ
- 1年生前期:11〜12kgで基礎固め(素引き・巻藁多め)
- 1年生後期:12〜13kgで矢数を増やしながら射形づくり
- 2年生:13〜15kgで試合経験を積みつつ安定化
- 3年生以降:15kg以上にチャレンジするかは体格と目標次第
高校経験者であれば、高校時代に12〜14kgを引いていた人が多いので、大学ではまず13〜15kgあたりで様子を見るパターンが多いですね。高校のときに14kgを使っていたなら、大学1年の最初は14kgのまま、あるいは13kgで「環境に慣れる期間」を取るのも十分アリです。
一方で、「強い弓を引きたい!」という気持ちから、いきなり18kgや20kg近くを目指したくなる人もいます。ただ、弓道の弓力が強すぎると肩を壊すリスクは一気に高まるので、いきなりのジャンプアップはあまりおすすめしません。大学1〜2年のうちは、まずフォームと矢数をしっかり確保しながら、14〜16kg前後を安定させることを優先したほうが、結果的に中りも伸びやすいです。
男子がやりがちなNGパターン
- 友だちが16kgだから、とりあえず自分も16kgに上げてみる
- 大会前に「強い弓の方が点が出そう」と思って弓力を上げる
- ケガで一度弓力を下げたのに、完治前に元の弓力に戻してしまう
こうしたパターンは、最初の数日はテンションが上がるものの、数週間〜数か月スパンで見ると、的中も体調も落ちてしまうことが多いです。「男子だから最低でも◯kg」というような基準は存在しません。試合の距離は男子も女子も同じですし、「最後の一手まで同じ射で引けるかどうか」の方が、弓力の数字よりずっと大事です。
周りと比べすぎず、「今の自分の体と生活リズムで、あと2年・3年続けていける弓力かどうか」で考えてみてくださいね。
女子大学生の弓道弓力何キロ
女子大学生の弓道弓力は何キロが多いかというと、10〜12kgが一番ボリュームゾーンになります。大学から弓道を始めた場合は8〜10kgスタートが多く、週3〜4回しっかり練習するなら、1〜2年かけて10〜12kgに乗せていくイメージです。「最初から10kg以上じゃないとダメですか?」と聞かれることもありますが、体格や運動経験によっては8kg台からゆっくり始める方が安心なこともあります。
高校経験者の女子大学生の多くは、高校時代に10〜12kgを使っていたケースが多いので、そのまま10〜12kgを継続しつつ、体力や矢数に余裕が出てきたら13kg前後を検討していきます。強豪校の女子選手では、12〜14kgを安定して引いている場面もよく見かけますが、これは相応の練習量とトレーニングがあってこその弓力です。
女子の弓力選びでよくある悩み
- 男子と同じ距離なのに、弓力が弱くて届きにくい気がする
- 風が強い日に矢が落ちやすくて不安になる
- 体重が軽くて、何キロまで上げていいのか分からない
- 弓力を上げたいけれど、肩こりや冷え性があって心配
一方で、弓力が弱すぎると矢が届かない、風に流されやすいなどのデメリットもあります。特に試合でプレッシャーがかかると、会が短くなって矢勢が落ちがちなので、「ギリギリ届く」ではなく「少し余裕を持って届く」弓力が理想です。矢が毎回ギリギリで刺さるような状態だと、どうしても上に狙ったり、手先で調整したりするクセが付きやすくなります。
ただし、女子は男子より筋力差が大きく、同じ弓力でも負担が大きく感じやすいので、数字だけを追いかけるとケガに繋がりやすくなります。「明日も同じ本数を引けそうかどうか」を基準に、弓力を選んでいくと安全です。道場から帰ったあと、肩まわりがズキズキしたり、腕が上がらなくなるようなら、それは今の弓力が「ちょっと背伸びしすぎ」かもしれません。
女子の場合、月経周期や体調の波も弓力の感じ方に影響します。「普段は大丈夫なのに、ある時期だけすごく弓が重く感じる」ということもあります。こうした波も含めて、自分の身体の声をよく聞きながら、無理のない弓力を選んでいきましょう。
高校と大学の弓道弓力の違い
高校と大学の弓道弓力の違いについては、「大学の方が弓力が高い人が多い」という印象を持つ人も多いと思います。実際、高校では男子が10〜14kg、女子が10〜12kgあたりが案内されることが多いのに対し、大学では男子の上限が16〜18kg、女子の上限が14kg前後まで広がるケースがよくあります。「大学生は強弓」というイメージが先行しやすいですね。
これは単純に「大学だから強い弓を引いている」というより、「高校経験者が多く、競技レベルも高いので、長期的に弓力を上げてきた結果」という側面が強いです。高校で3年間しっかり練習してきた選手が、大学4年間でさらに体格や筋力が伸びれば、自然と弓力も上がっていきます。高校から大学まで通算7年以上続けた射手と、高校3年間だけの射手では、身体づくりの蓄積が違います。
環境の変化が与える影響
ただし、大学に入った瞬間に、誰もが一段階上の弓力にすべきかというと、そうではありません。高校から大学に上がると、
- 練習日数が増える(週3〜6日になるケースも多い)
- 授業やレポート、アルバイトとの両立が始まる
- 試合や遠征が増えて長距離移動も多くなる
といった形で、体の疲労や生活リズムが大きく変化します。このタイミングで、弓力まで一気に上げてしまうと、肩や肘を痛めるリスクが高くなります。「高校のときより上手くなりたい!」という気持ち自体は素敵ですが、焦らなくて大丈夫ですよ。
高校で14〜16kgを引いていたからといって、大学でいきなり16〜18kgにする必要はありません。まずは高校と同じ弓力、もしくは+1kg程度で様子を見て、練習環境と生活リズムに体が慣れた段階で、あらためて弓力アップを検討するのがおすすめです。特に入学〜夏前までは「新生活に体を慣らす期間」と考えると良いですよ。
また、高校では顧問の先生のもとで「ほぼ毎日決まった時間に練習する」スタイルが多いのに対し、大学では自分でアップやケアの時間を管理する場面が増えます。この「自己管理の差」も弓力の感じ方を大きく変えます。同じ16kgでも、高校時代より重く感じるのは自然なことです。
高校生や社会人の弓力目安
大学生だけでなく、高校生や社会人の弓力目安も知っておくと、自分が全体の中でどのあたりにいるのかイメージしやすくなります。「自分は今どの世代の平均に近いんだろう?」と俯瞰して見るのは、弓力を決めるうえでけっこう役に立ちます。
高校生の弓力平均は、男子が10〜14kg、女子が10〜12kgあたりが基準として案内されることが多いです。特に、入学直後は男女とも10〜11kgから始めて、フォームと基礎体力が整ってきた段階で、1〜2kgずつ上げていくことが多いですね。「3年生の男子で14kg前後、女子で10〜12kg前後」がひとつの目安になっている高校が多い印象です。
社会人の場合は、練習頻度が週1〜2回と少ないことも多く、高校生や大学生よりやや低めの弓力を選ぶのが現実的です。男子でも12〜14kg、女子で8〜11kg程度に落ち着くことが多く、「高校生の平均より少し控えめ」くらいにしておくと、無理なく続けやすいです。仕事終わりに道場へ行く生活を想像すると、「学生時代と同じ弓力」はかなりハードですよね。
体力傾向そのものは、スポーツ庁が毎年公表している体力・運動能力調査で年代別・男女別に詳しく示されています(出典:スポーツ庁「体力・運動能力調査」)。握力や持久力などの平均値を眺めると、「高校から成人にかけて筋力はどう変化するのか」がイメージしやすく、弓力を決めるときの参考にもなります。
社会人になってから改めて弓道を再開する場合、昔の感覚で弓力を選ぶとケガのリスクが高まります。「社会人で練習が少ないなら、あえて弓力を落とす勇気も必要」だと考えておくと、長く楽しく続けやすいですよ。学生時代の「全盛期の自分」と比べすぎず、今の自分の生活と体調に合った弓力を選ぶことが、結局いちばんの近道です。
なお、ここで紹介している高校生・社会人の弓力目安も、あくまで一般論です。実際に弓力を変えるときは、必ず指導者や弓具店とも相談して、無理のない範囲で調整していきましょう。
弓道大学生の弓力の選び方
ここからは、具体的に自分に合った弓力の決め方と、弓力を上げるタイミングや上げ方、強弓や四つがけとの関係、筋トレやゴム弓との付き合い方をまとめていきます。弓力選びは、一度決めて終わりではなく、大学生活4年間を通して少しずつアップデートしていくイメージを持っておくと良いですよ。「今はこの弓力で射を固める」「来年はここを目指す」といった中期プランを立てていく感覚です。
体重と握力から弓道弓力計算
弓力を決めるときによく出てくるのが、体重の三分の一や握力を使った弓力計算式です。例えば、「体重の三分の一の70〜80%」や「握力の半分の70〜80%」を目安にするといった考え方ですね。これは、体格や筋力に対して「このくらいなら現実的に扱えるだろう」という経験則から生まれたものです。
体重60kgの男子なら、60÷3=20、その70〜80%で14〜16kg程度。体重50kgの女子なら、50÷3≒16.7、その70〜80%でおよそ12〜13kgといった具合です。このあたりが、よく出てくる「理論上の目安」です。実際に道場で話を聞いていても、このレンジに落ち着く人は確かに多いです。
計算式の使い方と注意点
ただし、計算で出た値をそのまま「正解」だと思い込むのは危険です。計算式はあくまでスタート地点を決めるためのもの。実際の弓力は「今の射でどれくらい矢数をかけられるか」「痛みなく続けられるか」で調整していく必要があります。
- 部活で週5〜6日しっかり練習しているなら、計算値に近づけても良い
- 週1〜2回しか引けないなら、計算値から1〜2kg下げるのがおすすめ
- 成長期が終わっておらず、体重が増え続けている場合は慎重に
また、「本気を出せばやっと引ける弓力」の半分〜七割くらいが、普段使いの実用弓力としてちょうど良い、という考え方もあります。限界ギリギリで引ける弓を毎日引き続けると、フォームが崩れてケガのリスクも高まるので、余裕を持ったゾーンで弓力を選ぶのがポイントです。
こうした計算は、「毎日しっかり練習する前提の理想値」として使われることが多いです。週1〜2回の練習しかできないなら、そこから1〜2kg下げて考えるくらいがちょうど良いことも多いですよ。特にテスト期間や実習期間など、どうしても練習が減る時期は、体の声を最優先にしてあげてください。
体重や握力の計算はあくまでスタート地点の目安として使って、最終的には「今の弓で24射引いても会が安定しているか」「練習終盤でも肩や肘に変な痛みが出ないか」といった、実際の体の感覚で判断していきましょう。もし途中で違和感が出てきたら、弓力のせいだけでなく、フォームや生活習慣も含めて一度見直してみると良いです。
弓道弓力を上げる最適時期
弓道の弓力を上げるタイミングや、弓力をいつ上げるべきかは、多くの大学生が悩むポイントです。特に、周りの同期がどんどん弓力を上げていくと、「自分もそろそろ上げなきゃいけないのでは?」と焦ってしまいますよね。ここは一度落ち着いて、弓力アップの条件を整理しておきましょう。
私が大学生に伝えている基準は、次のようなものです。
- 今の弓力で24射〜30射程度を通しても、会がしっかり保てている
- 肩線が大きく傾かず、前傾や猫背の癖が出にくい
- 押手や馬手を必要以上に握り込む感じがない
- 的中と射形が安定してきて、「今の弓だと少し物足りない」と感じ始めている
- 週3回以上の練習が続いていて、弓力を上げても矢数を確保できそう
- ケガや痛みがなく、ストレッチやケアの習慣がついている
弓力アップに向いている時期・向いていない時期
これらの条件が複数当てはまってきたら、弓力アップを検討するタイミングです。ただし、大会や審査の直前に弓力を変えるのはおすすめしません。弓力を上げると、的中もフォームも一時的に不安定になるのが普通なので、ピークから少し離れた時期にチャレンジした方が安心です。
- ◎:シーズンとシーズンの間(例:大きな大会が終わった直後)
- ◎:長期休暇の前後(集中的に矢数をかけられる時期)
- △:テスト期間中(集中力が散りやすいので慎重に)
- ×:大会・審査の1か月前〜本番まで
よくある失敗パターンが、「強い弓を引いている方がカッコいいから」という理由だけで弓力を上げてしまうケースです。見栄だけで弓力を上げると、射形が崩れたりケガをしたりして、結果的に中りも伸びません。弓力はあくまで「自分の射を安定させるための道具の設定値」と考えて、慎重に決めていきましょう。
「同期と同じ弓力で引きたい」という気持ちも分かりますが、体格も生活も目標も違うので、そこを無理に合わせる必要はまったくありません。あなたの体にとってのベストなタイミングで、少しずつ段階を踏んでいきましょう。
弓道弓力の安全な上げ方刻み
弓力を上げるときに大事なのが、どれくらいの刻みで上げるかです。ここを間違えると、弓力が強すぎて肩を壊す原因になりかねません。数字だけ見ると「1kgくらい誤差でしょ」と感じるかもしれませんが、弓道における1kgの差はかなり大きいです。
基本的には、0.5kg〜1kg刻みが一番安全です。今の弓がまだ少し余裕があるなら1kg刻みでも良いですが、「会がギリギリの長さしかもたない」「練習終盤にかなりきつい」と感じているなら、0.5kg刻みを強くおすすめします。0.5kg刻みなら、体の負担も少なく、射形の崩れも最小限に抑えやすいです。
逆に、一気に3〜5kg上げてしまうと、引き分けや会の感覚がガラッと変わってしまい、押し負ける・馬手が暴れる・会が極端に短くなるといった不具合が出やすくなります。短期間で一気に弓力を上げても、体と射形が追いつかないので、結局元の弓力に戻すことになりがちです。「一段飛ばし」は、弓力ではなく段位だけにしておきましょう。
弓力アップの実践ステップ例
- 今の弓力で1〜2か月かけて、中りとフォームを安定させる
- 0.5〜1kg強い弓を借りて、素引きと巻藁で慣らす
- 慣れてきたら、練習の前半だけ新しい弓で引いてみる
- 違和感が減ってきたら、1日通して新しい弓で練習する
- 大会や審査に向けて、弓力を固定して射を作り込む
学校や道場で複数の弓力の弓を共有している場合は、いきなりマイ弓を買い替えるのではなく、まずは借り弓で感覚を確かめるのがおすすめです。弓を購入するタイミングや選び方に迷ったときには、弓の重さと年代別の目安を詳しく解説した弓道の弓の重さの女性の初心者必見ガイドも参考になると思います。
弓力アップは、短距離走ではなくマラソンのようなものです。ゆっくりでも、確実に前に進んでいければOKです。焦らず、自分のペースを守っていきましょう。
強弓と四つがけは何キロから
「強弓は何キロからなのか」「よつがけは何キロから必要なのか」という質問も、大学生からよく受けます。一般的には、20kg前後から強弓と呼ばれることが多いです。ただし、明確な公式基準があるわけではなく、18kgあたりから強弓と考える人もいます。地域や道場によっても感覚が少し違います。
四つがけ(四ツがけ)への移行目安については、15〜20kg前後と言われることが多いです。三つがけだと親指への負担が大きくなってくるゾーンなので、弓力が上がってきたタイミングで、手の大きさや親指の形、射法のクセも含めて検討していくのが良いですね。
四つがけを検討するサイン
- 三つがけで親指の痛みやしびれが頻繁に出るようになってきた
- 弓力が15kgを超え、さらに上を目指したくなってきた
- 離れで弦が親指の付け根を強く打つ感覚がある
- 師範や先輩から「そろそろ四つがけも考えていいかも」と言われた
ただし、弓力が20kgを超えても三つがけを使い続けている射手もいますし、逆に15kg前後でも四つがけに切り替える人もいます。「何キロだから絶対に四つがけ」というラインは存在しないので、実際に試してみて、親指や手首への負担、離れの感覚などを総合的に見て判断しましょう。
強弓に挑戦するときは、弓力だけでなく矢の重さや矢のスパイン(硬さ)も合わせて見直す必要があります。弓力に対して軽すぎる矢を使うと、矢飛びは速くなりますが、弓への負担や射手の負担が増えることもあります。安全面を最優先に、必ず指導者や弓具店と相談しながら進めてください。弓力・矢・かけの三つをセットで考えるのが、強弓と上手く付き合うコツですよ。
筋トレとゴム弓で弓力アップ
弓道の筋トレで弓力アップをしたい大学生も多いと思いますが、筋トレの目的はあくまで「正しい射形を最後まで支えられる身体をつくること」です。単に筋肉を大きくするのではなく、弓道の動きに合った筋持久力を育てるイメージを持ちましょう。「一瞬だけ強い力」より「何十射しても崩れない力」の方が大事です。
おすすめなのは、広背筋や僧帽筋、上腕三頭筋、体幹を中心にした自重トレーニングです。例えば、プランクやバックエクステンション、腕立て伏せのバリエーションなどを週2〜3回、フォームを丁寧に意識しながら続けていくと、引き分けや会が安定しやすくなります。ダンベルやマシンを使う場合も、重さを追うより「射に近い動きで、ゆっくり効かせる」ことを意識した方が効果的ですよ。
ゴム弓の上手な使い方
ゴム弓は、弓道のゴム弓何キロ分かを意識しすぎる必要はありませんが、「会を崩さず10〜20回程度反復できる強さ」を目安にすると使いやすいです。負荷が強すぎるゴム弓を無理に引くと、手の内が崩れたり、肩に変なクセがついたりするので注意しましょう。
- アップ:軽めのゴム弓で肩を温める・動きを思い出す
- フォーム練習:鏡の前でゆっくり引き、肩線や手の内をチェック
- イメトレ:試合前に、本番と同じリズムで数射分をシミュレーション
ゴム弓は、自宅での射形チェックやイメージトレーニングにも最適です。道場に行けない日でも、ゴム弓と簡単な筋トレを組み合わせるだけで、弓力アップの土台になる「弓道の身体」をキープしやすくなります。ちょっとしたスキマ時間に5分だけでも続けると、数か月後の安定感が変わってきますよ。
射に直結する筋トレやメニューをもっと深掘りしたい場合は、具体的なメニューをまとめている弓道で弓を引く筋力トレーニングの解説記事も役に立つと思います。ここで紹介しているメニューは、大学生にもそのまま応用しやすい内容です。
筋トレやゴム弓練習で肩や肘、手首に痛みが出た場合は、自己判断で続けるのは危険です。無理をせず練習を中断し、必要に応じて整形外科やスポーツドクター、理学療法士などの専門家に相談してください。トレーニング内容や負荷の設定についても、最終的な判断は専門家と話し合いながら進めるのが安全です。
弓道大学生の弓力選び総まとめ
最後に、弓道の大学生の弓力選びをまとめておきます。弓道の大学生の弓力は、男子なら13〜16kg前後、女子なら10〜12kg前後に集まりやすいですが、本当に大事なのは「自分が最後まで安定して引ける弓力かどうか」です。周りの数字に引っ張られすぎず、「今日の自分」「半年後の自分」にとってちょうどいい弓力を選んでいきましょう。
体重や握力の計算式、弓道弓力目安の表、高校と大学の弓道弓力の違い、高校生や社会人の弓力平均などは、あくまで自分の立ち位置を知るための参考資料です。弓道の大学生男子弓力は何キロがカッコいいか、女子弓力は何キロあれば十分か、といった目線ではなく、「自分の射を長く、楽しく、安定して続けられる弓力かどうか」を基準に考えてみてください。
そのうえで、弓道の弓力を上げるタイミングは、今の弓で会と的中が安定してきたとき。弓道の弓力の上げ方は、0.5kg〜1kg刻みを基本に、強弓やよつがけは15〜20kg前後から慎重に検討。弓道の矢の重さと弓力バランス、筋トレやゴム弓の活用もセットで考えると、無理なく一段上のステージに進みやすくなります。
数値や目安はたくさん載せましたが、どんなにきれいなデータより、あなた自身の体の感覚と、日々一緒に稽古している指導者の目の方が正確です。正確な情報は所属団体や公式サイトの資料もあわせて確認しつつ、弓力選びや健康面の最終的な判断は、指導者や医療・スポーツの専門家と相談しながら進めてくださいね。あなたの大学弓道ライフが、ケガなく楽しく、そして少しずつ成長を感じられるものになるように、この記事が少しでも力になれたらうれしいです。
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