弓道のループ弦の選び方とおすすめ製品を紹介!素材や太さの違いも解説

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弓道のループ弦の選び方とおすすめ製品を紹介!素材や太さの違いも解説

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弓道において弦は、弓の反発力を矢へと伝える本当に重要な役割を果たしますが、近年SNSや道場でもジワジワと注目を集めているのが「弓道のループ弦」です。従来の一般的な弦とは異なり、あらかじめ上下の弦輪(つるわ)が綺麗なループ状に作られているため、取り扱いが劇的にラクで初心者や学生さんにも人気がとても高いですよ。しかし、実際の引き心地や耐久性、自分に合った太さの選び方などについて、購入前にもっと詳しく知りたいと考えている人も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、ループ弦の特徴やループ弦のメリットを初心者の方にも分かりやすく詳しく解説し、従来の弦輪を自分で結ぶ弦との決定的な違いについても触れていきますね。さらに、気になるループ弦の寿命や、性能を長持ちさせるためのループ弦の手入れ方法といったメンテナンスのポイントも丁寧に紹介します。お気に入りの弓具を長く愛用するためには適切な管理が欠かせませんから、始めたばかりの初心者から一歩リードしたい経験者まで、しっかりと参考になるリアルな情報をお届けしますよ。

また、ループ弦の種類と使われている素材ごとの違いを徹底比較し、ループ弦のおすすめ製品も具体的に紹介していきます。特に、弦の太さの違いが射にもたらす影響や、自分の弓力に合わせたループ弦の太さの選び方についても深く掘り下げて解説しますね。さらに、これから大会や審査を控えている人にとって一番気になるところである「審査でループ弦は使えるの?」という疑問と、その規定の真実についてもスパッと答えていきますよ。

加えて、ネットや道場でのループ弦の口コミやリアルな評判を包み隠さずまとめ、実際に愛用している人の生の声を紹介することで、購入を迷っている人の判断材料を提供します。もし自分に極限まで合った弦を見つけたい場合は、ループ弦の作り方やオーダーメイドという選択肢についても知っておくと、弓道の道具選びがもっと楽しくなるかなと思います。

最後に、矢を番える要となるループ弦の中仕掛け(なかじかけ)の作り方や調整方法についても解説し、より正確でブレのない美しい射を実現するためのポイントを説明しますね。本記事を最後まで読むことで、弓道でのループ弦の賢い活用方法がすっきりと理解でき、あなたにとって最高の弦を選ぶ素晴らしい手助けとなるはずですよ。

記事のポイント

  • 弓道のループ弦の独自の構造や、従来の弦にはない圧倒的なメリットが理解できる
  • ループ弦の種類や使われている合成繊維、太さの違いによる選び方の基準がハッキリ分かる
  • ループ弦の寿命の目安や日々のお手入れ方法、長持ちさせるメンテナンスのコツが学べる
  • 実際のリアルな使用感の口コミや、気になる昇段審査での使用可否についての注意点が把握できる

弓道のループ弦とは?特徴やメリットを解説

  • ループ弦の特徴とは?弓道での使用感
  • ループ弦のメリットは?他の弦との違い
  • ループ弦の種類と素材の違いを比較
  • ループ弦太さの選び方と弓への影響
  • ループ弦の中仕掛けとは?調整方法を解説
  • 審査でループ弦は使える?規定と注意点

ループ弦の特徴とは?弓道での使用感

ループ弦とは、その名の通り、弓の「日の輪」と「月の輪」にあたる弦輪の部分があらかじめ綺麗な輪っか(ループ状)に精密に作られている弦のことです。一般的な弓道用の弦は、自分の弓の長さに合わせて手作業で弦輪を結んで作る必要がありますが、ループ弦はその面倒な手間が一切省けるため、特に弓道を始めたばかりの初心者や、弦輪のバランスを調整するのがどうしても苦手という方にとって、非常に扱いやすい革新的な特徴を持っていますよ。また、弦全体をクルクルとねじる回数を変えるだけで、全体の長さをミリ単位で微調整できるため、的中に直結する「弓把(きゅうは)の高さ」をいつでも一定に保ちやすいという、素晴らしい利点もありますね。

弓道におけるループ弦の実際の使用感は、従来の職人さんが撚って作った「より線構造」の弦と比べると、驚くほどハッキリとした違いがありますよ。まず、多くの射手が口を揃えて言うのが「とにかく矢飛び(矢勢)が良い!」ということです。これは、ループ弦の多くがアーチェリーの技術を応用した「高密度ポリエチレン」や「アラミド繊維」などの最先端の高強度合成繊維をストレートに束ねた構造にしているため、弦自体の無駄な伸縮が極限まで少なく、弓が戻るエネルギーをロスなく矢に100%伝えることができるからですね。そのため、矢勢が一段と強くなり、引き込んで放した瞬間に的に届くスピードが明らかに速くなった、と実感する方もたくさんいますよ。

一方で、ループ弦は「弦音(つるね)」に関してはかなり独特の個性を持っています。昔ながらの麻弦のような「キーン」と高く澄んで道場に響き渡るような心地よい金属音ではなく、やや低めで「バシッ」と力強く落ち着いた音になることが多いため、あの独特の弦音の響きを何よりも重視するベテランの弓道家にとっては、最初は少し違和感を覚えることもあるかもしれません。また、弦の伸びが少なく返るスピードが凄まじく速いため、発射の瞬間に弓の体にかかる反動(衝撃)が増す可能性がありますよ。特にデリケートな竹弓を使用している場合、長期間にわたってこの強い衝撃のループ弦を使い続けると、弓の「成り(全体の曲線美)」が狂ったりダメージが蓄積されることがあるため、グラス弓やカーボン弓よりもさらに定期的な弓の点検が必要になるかなと思います。

このように、弓道におけるループ弦の使用感は、あなたが使っている弓の種類や技術レベル、目指す弓道のスタイルによって評価が分かれるところではありますが、道具の扱いやすさや、圧倒的な矢飛びの良さを最優先で重視したい方にとっては、間違いなく一度は試してみる価値のある魅力的な選択肢になりますよ。

ループ弦のメリットは?他の弦との違い

ループ弦がこれほど多くの射手に選ばれている背景には、いくつかの分かりやすいメリットがありますが、特に注目すべき強力なメリットは「調整のイージーさ」「驚異的な耐久性の高さ」「真っ直ぐな矢飛びの向上」の3点に集約されますよ。これらのメリットが、従来の自分で結ぶタイプの弦とどのように違ってあなたを助けてくれるのか、ディテールを詳しく解説しますね。

まず、一番の恩恵である「調整のしやすさ」についてですが、ループ弦は最初から完璧な形の弦輪が上下に固定されているため、自分で弦輪を結ぶという慣れが必要な作業が完全に不要になります。通常の弦の場合、弦輪を作るには少しコツが必要で、結び目が甘かったりズレたりすると、引いているうちに弦が伸びて弓把の高さがコロコロ変わり、矢所が上下にバラつく原因になってしまいますよね。その点、ループ弦は最初から一定の形状で作られているため、弓に掛けるだけで誰でも一瞬で安定したセッティングが可能です。さらに、弓把が少し低いなと感じたら、弦を数回追加でねじってあげるだけで簡単に長さを短く微調整できるため、細かいセッティングのストレスから完全に解放されますよ。

次に、知っておきたい「耐久性の高さ」についてです。ループ弦は、命綱や防弾チョッキにも使われるような超高強度の高密度ポリエチレン(UHMWPE)や特殊アラミド繊維を採用していることが多く、従来の麻弦はもちろん、一般的なナイロン製の合成弦に比べても耐久性が格段に跳ね上がっていますよ。摩耗に対して非常に強いだけでなく、雨の日の試合などの湿気の変化にもビクともしないため、長期間にわたって使い続けても弦がダレて伸びてしまうことがほとんどありません。そのため、毎日部活で100射近く矢数をかけるハードな学生選手や、頻繁に弦が切れてそのたびに巻き直すのが面倒だなと感じている人にとっては、これ以上ない最高に便利な選択肢になりますね。

最後に、的中を後押しする「矢飛びの向上」についてですが、ループ弦は繊維の弾性が極めて高くエネルギーの伝達効率が良いため、リリースした瞬間に矢を押し出す力が格段に大きくなります。これにより、矢の初速が速くなって放物線が直線に近くなり、風の影響を受けにくい安定した矢飛びを実現できますよ。特に1点差を争う競技者にとっては、この「矢勢の安定」は大きなアドバイスであり、試合や大事な審査のここぞという場面で自信を持って離れを出したい方にとって、非常に頼もしいメリットになるかなと思います。

一方で、メリットの裏には知っておくべきデメリットもありますよ。前述の通り、弦音が麻弦のような伝統的な響きになりにくく、低めの独特な破裂音になりがちなので、耳心地の良さを好む人には好みが分かれるところです。また、弦の衝撃が逃げずに弓にガツンと戻るため、グラス・カーボン弓ならびくともしませんが、天然の竹弓では弓の寿命を縮めないように、弦の太さをあえて少し太めにして衝撃を優しく逃がしてあげるなどの相性を考慮する工夫が大切になります。こうした特徴を理解した上で、自分の弓の性質に合わせて上手に取り入れてみてくださいね。

ループ弦の種類と素材の違いを比較

ループ弦の世界には、いくつかの代表的な種類があり、それぞれ使われているハイテク素材や繊維の編み込み構造によって、引いたときの特性や弓への優しさが大きく異なりますよ。ここでは、主なループ弦の素材の特徴を分かりやすく比較していきますね。自分にはどれが一番合うかイメージしながら読んでみてください。

まず、現在ループ弦に使用されている主な3大素材として、「高密度ポリエチレン(UHMWPE)」「アラミド繊維(ケブラーやザイロンなど)」「従来のナイロン・ポリエステル合成繊維」があります。それぞれの個性をまとめたので比較してみましょう。

素材名 主な特徴・メリット 注意点・デメリット
高密度ポリエチレン
(UHMWPE)
超軽量で引っ張り強度が抜群。摩耗や雨などの湿気に非常に強く、矢飛びの初速が最も出やすい。弦切れのリスクが極めて低い。 耐熱性がやや低いため、摩擦熱(中仕掛けを急激に擦るなど)による劣化に注意が必要。
アラミド繊維
(ケブラー・ザイロンなど)
非常に頑丈で、弦としての「伸び」がほぼゼロ。いつでも一定の弓把の高さを維持でき、硬く引き締まった鋭い離れの感覚が得られる。 繊維同士の摩擦で毛羽立ちがやや発生しやすい。長期間過酷に使うと突然プツンと切れることがある。
従来のナイロン・ポリエステル
(合成繊維)
価格がリーズナブルで入手しやすい。適度にしなやかで伸びるため、弓の体や引き手の腕に対する衝撃が優しくマイルド。 他の2つの新素材に比べると引き込んでいくうちに弦が伸びやすく、定期的な長さの調整が必要になる。

近年、特に競技層の間で圧倒的なシェアを誇っているのが、一番上の「高密度ポリエチレン(UHMWPE)」ですね。代表的な製品としては、アーチェリーのトップ選手も使用するファーストフライトという原糸を使ったモデルや、弓道専門にチューニングされたマジェスティシリーズなどが有名です。とにかく弦が軽いため、矢が放たれた後の加速感が素晴らしく、ベテランから学生さんまで幅広く支持されていますよ。

真ん中の「アラミド繊維」は、弦の伸びを極限まで嫌い、常にミリ単位で同じ矢所を狙い続けたいストイックな中・上級者に向いています。ただし、素材自体が非常に硬いため、離れの衝撃が弓にダイレクトに伝わりやすいので、道具をいたわりたい方は弓のキロ数に対して気持ち太めのサイズを選んであげるのが個人的にはおすすめかなと思います。

一番下の「ナイロン・ポリエステル系」は、ループ弦の手軽さを体験してみたい初心者の方や、強い衝撃による弓へのダメージが心配な方にぴったりの優しい素材です。このように、ループ弦と一言で言っても素材によって性格がガラリと変わるので、自分の弓の強さ(弓力)や、今求めている射のフィーリングに合わせて、最適な素材の一本を選び抜いていきましょうね。

ループ弦太さの選び方と弓への影響

ループ弦を選ぶ上で、素材と同じくらい慎重に吟味したいのが「弦の太さ」です。ループ弦の太さは、あなたの弓の種類(グラス・カーボンか、あるいは竹弓か)や、引いている弓力(kg)にぴったり合わせて選ぶ必要がありますよ。ここを間違えてアンバランスな太さを選んでしまうと、矢勢がガクンと落ちてしまったり、逆に弓の体を痛めてしまう原因になるので、正しい選び方の判断基準をここでしっかりとマスターしておきましょうね。

一般的に、市販されているループ弦の太さはメーカーによって「号数(1号、2号など)」や「細め・標準・太め」といったバリエーションで展開されていますよ。この太さの違いが射と弓にどのような影響を与えるのか、分かりやすく整理しておきますね。

■ 細めの弦(目安:弓力13kg未満、あるいは矢勢重視)
細い弦の最大のメリットは、弦自体の自重がとても軽いため、発射された瞬間に弦が前方に突っ込むスピードが速くなり、結果として矢勢が一段と強くなることです。そのため、「弓力はそこまで強くないけれど、矢を真っ直ぐ鋭く飛ばしたい方」や、遠的競技で少しでも放物線を低く抑えたい場合にもの凄く有利になりますよ。ただし、細い弦は繊維の総数が少ない分、どうしても摩擦による耐久性がやや低く、中仕掛け付近が毛羽立ちやすいというデメリットがあります。また、離れの返りスピードが速すぎるため、押し手の腕を払ってしまいがちな人は少し注意してくださいね。

■ 太めの弦(目安:弓力17kg以上、あるいは弓の保護重視)
太い弦のメリットは、圧倒的な安心感と耐久性の高さです。繊維の束が太いため、何百射とかけてもびくともせず、長期間にわたって安定して使い続けることができますよ。また、弦自体が適度なクッションの役割を果たしてくれるため、リリース時の強烈な反動を弦がしっかり受け止めてくれて、弓への負担を大幅に軽減してくれます。大切な竹弓を使用している方や、20kg近い強弓をガシガシ引くパワーヒッターの方には、この太めの弦がベストマッチしますね。ただし、弦が重くなる分、矢勢は細い弦に比べるとややマイルドに落ち着く傾向があります。

■ 標準の太さ(目安:弓力13kg〜16kg前後、迷ったらコレ!)
標準的な太さは、矢飛びの軽快さと、弦の持ち(耐久性)の良さの両方を抜群のバランスで兼ね備えた、最も失敗のない選択肢になりますよ。部活でこれから最初のマイ弦を買うという学生さんや、特に強いこだわりがない場合は、まずはこの標準の太さを選んでおけば、どんな弓に対しても間違いないパフォーマンスを発揮してくれます。

また、ループ弦の太さを決める際は、あなたが普段使っている矢の「筈(はず)」の溝の太さ(中仕掛けとの相性)も絶対に頭に入れておく必要がありますよ。もし自分の弓力に合わせて細い弦を選んだ場合、矢を番える中央の部分に糸を巻く「中仕掛け」をかなり厚めに盛って作らないと、矢が弦にしっかり固定されずにブカブカになってしまい、発射時にブレが生じてしまいます。逆に、弦が太すぎると今度は中仕掛けを少し巻いただけで筈がギチギチにきつくなってしまい、矢離れがスムーズにいかなくなることがあります。このように、弦の太さは弓の強さだけでなく、矢の筈とのトータルバランスを考えながら選ぶことが、綺麗に中仕掛けを仕上げるための隠れた重要ポイントになりますよ。迷ったときは、道場の指導者の先生や、弓具専門店のスタッフさんに「〇kgの弓で、この筈の矢を使っています」と相談してアドバイスをもらうのが一番確実でおすすめです。

ループ弦の中仕掛けとは?調整方法を解説

ループ弦を弓に張ったら、次に行う最も重要な作業が「中仕掛け(なかじかけ)」作りです。中仕掛けとは、弦の中央やや上方の、実際に矢の筈をカチッと番える位置にあらかじめ糸を巻き付けてふっくらと補強した部分のことを指しますよ。ループ弦はそのままだと表面が非常に滑らかな合成繊維の束なので、この中仕掛けを自分の筈のサイズに合わせてきっちり作ってあげないと、矢が上下にずれてしまったり、発射の衝撃で筈が滑ってしまい、せっかくの高性能なループ弦のポテンシャルを台無しにしてしまいます。安定した的中を出すための、正しい中仕掛けの役割と調整のコツを優しく解説しますね。

まず、中仕掛けを調整する際に用意する必須の材料は、補強用の中仕掛け糸(綿糸や強度の高い麻糸、ナイロン糸など)と、固定用の木工用ボンド、そして道場でお馴染みのギリ粉(松脂)です。ループ弦に使用されている高密度ポリエチレンなどの新素材は、従来の弦に比べて「ボンドがやや弾かれやすく滑りやすい」というちょっとした特性があります。そのため、普通に糸を巻くだけだと、何射かしているうちに中仕掛け全体が衝撃でズルズルと上下に動いてしまうトラブルが起きやすいのですね。これを防ぐための私なりの解決策として、糸を巻き始める前に、弦の番えたい位置の地肌に木工用ボンドをごく薄く指で塗り込んで、下地を作ってから糸を巻き始めるのが、ズレを完全に防ぐための最大の裏技ですよ。

具体的な巻き方の手順としては、矢を弓に対して直角(やや筈を1〜2ミリ高めにするのがセオリーですね)に番える位置を見定め、そこを中心に上下に約3〜5センチほどの幅で、中仕掛け糸を一定の強さのテンションを保ちながら均一に隙間なく巻き付けていきます。このとき、巻きが緩すぎるとすぐにほどけてバラバラになりますし、逆にペンチなどを使って親の仇のように強く引っ張りすぎて巻くと、弦の本体の繊維が中で歪んで変形してしまう可能性があるので、手先でキュッと締まる心地よい強さで丁寧に巻いていくのがポイントです。巻き付ける回数は弦の太さにもよりますが、通常は一重に10〜15回ほどきれいに並べて巻き、巻き終わりはしっかりと結び目を作って固定し、余分な糸をハサミで綺麗にカットします。

糸を巻き終えたら、ここからが本当の職人技の調整です。そのままではまだ筈に対して太すぎたり形がゴツゴツしているので、中仕掛けの表面に木工用ボンドを軽く塗り込み、麻ぐすね(まぐすね)や綺麗な布を使って、摩擦熱が起きるくらい上下に強くゴシゴシと擦って、糸を弦本体にギューッと圧着させて丸く馴染ませます。ボンドが半乾きの状態になったら、実際に自分の矢の筈をパチッとハメてみて、きつさを確かめましょう。理想の太さは、「矢を番えた状態で手を離しても矢が勝手に下に落ちないけれど、弦を指先でポーンと軽く弾けば、引っかかりなくスムーズに矢が前に外れて落ちる」くらいの、絶妙なホールド感です。もしハメてみてギチギチにきつすぎる場合は、完全に乾いた後にギリ粉を少しつけて、道板や硬い棒の腹を使って中仕掛けをゴロゴロと潰して薄く引き締めることで、好みのきつさに微調整して仕上げていきましょうね。

この中仕掛けは、毎日練習を重ねて矢を番え直しているうちに、摩擦で少しずつ糸が擦り減って細くなったり毛羽立ったりしてきます。矢を番えたときに「なんだか最近パチッとした手応えがなくて緩くなってきたな」と感じたり、離れで矢が上に浮くような違和感が出たら、それは中仕掛けの交換サインです。面倒くさがらずに古い糸をカッターで箆を傷つけないよう慎重に剥がし、いつでも最高のコンディションの中仕掛けにリメイクしてあげることで、あなたのループ弦はいつでもレーザーのような真っ直ぐで正確な矢飛びを支え続けてくれますよ。

審査でループ弦は使える?規定と注意点

ループ弦の圧倒的な扱いやすさに魅了されていく中で、部活の学生さんや大人の受審者の皆さんから一番よく受けるリアルな相談が、「これって地方の昇段審査や、中央の称号審査にそのまま付けていって使っても大丈夫なんですか?」という、道具のレギュレーションに関する不安の声です。せっかく綺麗に中仕掛けを作ったお気に入りの弦ですから、審査の規定がどうなっているのか、ここで真実をハッキリさせてすっきりしておきましょうね。

まず、全日本弓道連盟(全弓連)が発行しているオフィシャルな審査規定や競技規則のテキストを隅々まで確認してみても、実は「弦の材質や構造は、あらかじめ輪が作られているループ弦であってはならない」というような使用禁止の文言はどこにも存在しません。基本ルールとしては、昔ながらの「麻弦」であっても、現代のハイテクな「合成弦(グラス・カーボン弦など)」であっても、どちらも公式に使用可能とされていますよ。したがって、ルール上の文面だけで言えば、審査でループ弦を使用することは 全く問題ありません し、実際に地元の地方審査(初段〜四段程度まで)であれば、ループ弦を張った弓で堂々と受審して、見事に合格されている方は全国にたくさんいらっしゃいますよ。

しかし、ルールで禁止されていないことと、実際の審査の現場における「伝統的な空気感やマナー」は、少し分けて頭に入れておく必要があるのが、奥深い弓道の世界のリアルなところでもありますね。特に、将来的に五段以上の高段位を目指したり、まさにこの記事のテーマである「錬士」などの指導者の称号審査を受けるステージになってくると、審査員の先生方は単に「矢が当たったか」だけでなく、受審者が持つ弓道への深い敬意や、伝統的な道具の美しい扱い方、そしてそこから生まれる「射品・射格」をもの凄く高い次元で観察しています。ループ弦はその鮮やかな色彩のモデル(ネオンカラーや真っ白な合成繊維など)が多いため、日の輪や月の輪がパッと見で工業製品のように目立ちやすく、先生方によっては「伝統的な武道の厳かな場には、少しカジュアルすぎるのではないか」と感じられることも、少なからずあるのが正直な現状かなと思います。

また、審査では離れの瞬間に道場に響く「弦音の美しさ」も隠れた評価の対象になっていることがよくありますよ。前述の通り、ループ弦は構造上、麻弦特有の「キーン」という澄んだ高音が非常に出にくく、「バシッ」というやや低い発射音になりがちなため、体配や射礼の静寂の中でその音を聞いたときに、伝統を重んじる審査員へのアピールとしては、少し損をしてしまう可能性が否定できません。そのため、私からの実戦的なアドバイスとしては、普段の的中練習や学校の部活のリーグ戦などでは、耐久性抜群でガンガン引けるループ弦をメインの相棒として使い倒し、いざ大事な昇段審査や格式高い射会に挑むというここぞの勝負期間には、弓道教本の精神に寄り添うような伝統的な麻弦、あるいはそれに近い風合いを持つ渋い色の合成弦に張り替えて、じっくりと引き込んで道具を馴染ませてから本番の舞台に立つというように、目的に応じてスマートに使い分けるのが一番賢くて大人の弓道家らしい素敵なアプローチかなと思いますよ。


弓道のループ弦の選び方とメンテナンス

  • ループ弦の寿命はどれくらい?交換の目安
  • ループ弦の手入れ方法は?長持ちさせるコツ
  • ループ弦の作り方とオーダーメイドの選択肢
  • ループ弦の口コミ・評判まとめ
  • ループ弦のおすすめ製品と選び方のポイント

ループ弦の寿命はどれくらい?交換の目安

ループ弦は非常に頑丈なハイテク素材で作られていることが多いですが、それでも形ある消耗品ですから、毎日何十射と弓を引き込んでいれば、少しずつ目に見えないレベルで繊維の疲労や摩耗が進行していきますよ。「合成弦だから絶対に切れないだろう」とタカをくくって限界を超えた状態のまま引き続けていると、ある日突然、大三や会の最中に大爆発するように弦が弾け飛んでしまい、大切な弓をハジいたり、引き手の顔や腕に弦が激しく当たって大怪我をする原因になります。安全に弓道を楽しむために、ループ弦のリアルな寿命の目安と、絶対に見逃してはいけない4つの交換サインをしっかり覚えておきましょうね。

一般的な練習頻度(週に数回、1日あたり20〜30射程度)であれば、ループ弦の寿命の目安はだいたい 数ヶ月から半年程度 がひとつの健康な交換のタイミングとされていますよ。ただ、学校の部活動などで毎日レギュラーとして100射近くガッツリ引き込むような過酷な環境の場合は、弦の繊維にかかる張力疲労が数倍スピードアップするため、早ければ1〜2ヶ月前後で交換時期を迎えることも珍しくありません。特に、弦が常に激しく擦れ合う「中仕掛けのすぐ上下の境目」や、弓の弦溝にダイレクトに食い込んでいる「上下の弦輪のループの内側」は摩擦が集中して最も劣化しやすいポイントなので、毎日の稽古の前に必ず指先で触って状態をチェックする癖をつけてくださいね。

以下のような具体的な劣化のサインが一つでも見られた場合は、まだ完全に切れていなくても、お財布を惜しまずに速やかに新しいループ弦に交換することを強くおすすめしますよ。

  • サイン1:弦の表面が擦れて毛羽(けば)立ってきた
    弦の本体や弦輪の根元付近から、細い繊維がピピッとササミのように毛羽立ち、指で触るとザラザラするようになったら、それは中の繊維の束が数本擦り切れている証拠です。全体の引っ張り強度が大幅に落ちているため、かなり危険な状態ですよ。
  • サイン2:弦全体の張力(コシ)が落ちて、弓把がすぐに下がるようになった
    新品のときはシャキッと張っていた弦も、何千回としならされているうちに繊維が完全に伸びきってしまい、弦としての「コシ」が抜けてしまいます。いくら弦をねじって長さを短く調整しても、数射引くだけですぐに弓把の高さがダレて下がってしまうようになったら、それは原糸の寿命の明確なサインですよ。
  • サイン3:特定の摩耗部分が部分的に明らかに細くなっている
    特に矢の筈が当たる中仕掛けのすぐ上下や、弦返りの際に弓の関板(せきいた)に激しく叩きつけられる部分の繊維が、他の場所に比べて肉眼で見ても明らかに細く痩せてしまっている場合は、その部分から突然プツンと弾けるように切れるカウントダウンが始まっています。
  • サイン4:矢を放した瞬間の「射の感覚(矢勢)」が鈍くなった
    素材の弾性がへたってくると、引ききった弓のエネルギーを矢に伝える効率がガクンと落ちるため、いつもと同じように狙いを定めて綺麗に離れを出したつもりでも、矢が的の手前でお辞儀をするようにドロップしたり、発射時の手応えがなんだかグニャッと鈍く感じるようになります。

これらの危険なサインを日頃から見逃さず、まだ使えるからと欲張らずに適切なタイミングでサラッと新品に交換してあげることこそが、いつでも的中を高いレベルで安定させ、何よりあなたの大切な弓を事故から守るための最もスマートで確実な方法ですよ。万が一の突然の弦切れに備えて、自分の道具袋の中には常に自分の弓力に調整済みの「予備のループ弦」を最低でも1〜2本は常備しておく習慣をつけておくと、試合の最中にもパニックにならずに済むのでとても安心かなと思います。

ループ弦の手入れ方法は?長持ちさせるコツ

せっかく自分の弓と矢に合わせて最高のきつさにセッティングしたループ弦ですから、できることなら少しでも良い状態をキープして、1回でも多く長く持たせたいというのが誰もが思う本音ですよね。ループ弦は天然の麻弦に比べればはるかに頑丈で手がかかりませんが、それでも毎日の練習が終わった後のほんの1分、ちょっとした愛情深い正しいケアを実践してあげるだけで、その寿命を驚くほど延ばすことができますよ。今日から道場で実践できる長持ちのコツを分かりやすく伝授しますね。

まず、手入れの最も基本でありながら誰もが怠りがちなのが、練習が終わった後の「徹底した乾燥と保管環境の意識」です。弓道の稽古中、弦はあなたの手のひらの汗や、道場内の目に見えない湿気をじわじわと吸い込んでいますよ。特に梅雨の時期や夏場は大変です。練習が終わって弓を外したら、弦をすぐにクシャクシャに丸めて風通しの悪い道具袋の奥底に閉じ込めてしまうのは絶対にやめてくださいね。家に帰ったらまずカバンから出して、直射日光の当たらない風通しの良い部屋の中で「陰干し」して、繊維の中の水分をしっかり飛ばしてあげるのが、合成繊維の劣化を防ぐ最大の秘訣です。もし部屋の湿気がどうしても気になる環境であれば、弓具箱の中に衣服用の小さなシリカゲル(乾燥剤)を一緒に優しく忍ばせておくのも、プロっぽくて非常におすすめの手工夫ですよ。

次に、繊維の寿命を直撃する「毛羽立ちを防ぐための定期的なコーティングケア」も長持ちのためには欠かせません。ループ弦を何十射も引いていると、空気抵抗や関板への激しい激突、手の内の摩擦によって、表面の細かい繊維が少しずつ毛羽立ってささくれてきますよね。この毛羽立ちが軽いうちにケアしてあげるのがコツです。手入れの方法としては、弓道専用の弦ワックスや、伝統的な「わらじ」を使って弦の表面をごしごしと軽く擦り、摩擦熱で弦の繊維を引き締めてあげるのが効果的ですよ。ワックスをほんの少しだけ指先に取り、弦の本体に薄く伸ばしてから、柔らかい布やわらじで上下にキュキュッと擦ってあげると、バラけかけていた繊維の束が綺麗にワックスでコーティングされて一本にまとまり、摩擦に対する耐久性が劇的に復活します。ただし、これも良かれと思ってベタベタに塗りすぎてしまうと、今度は道場の安土の砂やホコリが磁石のように弦にくっついてしまい、かえって繊維を傷つける原因になるので、触ってもベタつかない程度の薄塗りを心がけてくださいね。

また、意外と盲点なのが「弓に張る際、弦を絶対に過度に変に変にねじりすぎない」という張り具合の適正な調整です。ループ弦はねじることで全体の長さを短くして弓把の高さを上げられるのが大きなメリットですが、自分の弓に対してそもそもサイズが短すぎる弦を無理やり何十回もギチギチに雑巾のようにねじり上げて張ってしまうと、繊維一本一本に不自然な強いねじれ応力がかかり続け、本来の強度が発揮できずに根元から一発でブチ切れる原因になりますよ。ねじる回数は多くても15〜20回転程度に留まるような、自分の弓の長さ(並寸・二寸伸など)に最初からピタッと適合した正しいサイズの商品を選ぶことが、弦をリラックスさせて長生きさせるための隠れた大前提のコツになります。

最後に、弓の本体の角と直接激しく擦れ合う「上下の弦輪(ループ部分)の内側」の摩耗具合も、週に一度は顕微鏡で見るようにじっくりチェックしてあげてください。ここが弓の弦溝と擦れて傷んでいる場合は、いくら中仕掛けを綺麗に直しても意味がありません。このような日頃のちょっとした細かな観察と、風通しの良い場所での保管という優しいケアを習慣化してあげるだけで、あなたのループ弦はいつでも買ったばかりのような引き締まった反発力を保ち、あなたの毎日の美しい行射を後ろから力強く支え続けてくれますよ。

ループ弦の作り方とオーダーメイドの選択肢

ループ弦は、弓具店やネットショップでパックに入った市販品をポチッと購入するのが今の主流ではありますが、実は道具にこだわりを持つ一部のベテランやアーチェリー経験者の間では、「自分の手で理想のループ弦を自作(DIY)する」ことや、専門の工房に依頼して世界に一冊だけの「オーダーメイド弦」を作ってもらうという、一段深いマニアックな楽しみ方も密かに人気を集めていますよ。それぞれの特徴と、オーダーメイドが持つ素晴らしいメリットについてご紹介しますね。

まず、もしあなたが「ループ弦の自作」に挑戦してみたい場合、仕上がりを左右する最も重要なポイントは、原糸となる合成繊維の材料選びと、正確な長さの測定です。アーチェリー用のストランド原糸(ファーストフライトなど)を専用の治具(ストリングジグ)に何重にも均等なテンションをかけながら巻き付けていき、束ねた繊維の端を専用のサービング糸できれいにラッピングして、上下の弦輪(ループ)を寸分の狂いなく形成していくことになります。自作の最大の楽しさは、自分の弓力に合わせて「原糸を何本束ねるか(例:14本仕立て、16本仕立てなど)」を自由自在にコントロールできるため、市販品にはない自分だけのオリジナルの太さや反発力を持った弦を作れる点にありますよ。ただし、弦輪の結び目やラッピングの締め具合がわずかでも緩いと、弓に張った瞬間に弦が弦溝から外れて大惨事になるリスクもあるため、自作にはそれなりの専門工具と高い技術の熟練が必要になるのも事実です。

そのため、手器用さに自信がないけれど「市販品ではどうしても満足できない、極上の引き心地の弦が欲しい!」という方に心からおすすめしたいのが、専門店が提供している オーダーメイドのループ弦 を注文するという贅沢な選択肢です。オーダーメイドの最大のメリットは、あなたの使っている弓の銘柄や正確な張力、さらにはあなたが普段愛用している矢の筈の種類にいたるまで、すべてのカルテをベースにして、熟練の職人さんがあなたの射の個性に完全に適合させた究極の一本をピンポイントで仕立ててくれる点にありますよ。

例えば、注文時に「弓力は15.5kgで、竹弓特有の優しい弦音に近づけたいから、中央の素材はUHMWPEだけど弦輪の部分だけにあえて少し細い麻糸を噛ませて補強してほしい」といった超マニアックな要望や、「自分の筈の溝が通常より少し狭いので、中仕掛けを巻いた時点で直径〇ミリの太さにジャストで仕上がるように、ベースの原糸の本数を調整してほしい」といった、市販品では絶対に不可能なコンマ数ミリ単位のわがままなリクエストにも完璧に答えてくれます。さらに、自分の所属する学校の部活のチームカラーに合わせて、弦の上下のサービング糸の色を鮮やかなレモンイエローやディープブルーに美しくカラーカスタマイズできるのも、道場で使うたびにテンションが上がる素晴らしい魅力ですよね。既製品に比べれば少しだけお値段は張りますが、道具との一体感が劇的に高まり、射の無駄なブレが最小限に抑えられるため、本気で試合の的中率を上げたい方や、一生モノの相棒弦に出会いたい方は、ぜひ一度オーダーメイドという上質な選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。

ループ弦の口コミ・評判まとめ

ループ弦はその手軽さから近年一気にユーザーが増えていますが、実際のところ道場でのリアルな評判や、使ってみた人が感じているメリット・デメリットの本音はどうなのか、一番気になるところですよね。道具選びで失敗しないためにも、全国の弓道家たちから集まった口コミの良質な意見と、少し辛口な否定的な意見の両方を綺麗に整理してご紹介しますね。自分に当てはまりそうか比べながら参考にしてみてください。

■ 満足度の高い「肯定的な口コミ」のまとめ
まず、ループ弦を大絶賛している愛用者からの口コミで圧倒的に多いのは、やはり「とにかく弦替えが5秒で終わる圧倒的なラクさ!」という声です。特に冬場の凍えるような寒さの道場で、かじかんだ指先で冷たい弦を一生懸命ひねって弦輪を作っていた学生さんたちからは、「ループ弦にしてから弓に掛けるだけで一発で位置が決まるので、練習時間を無駄にせず本当に助かっている」と大評判ですよ。また、耐久性の面でも「麻弦のときは数十射で毛羽立って切れていたけれど、ループ弦に変えてから3ヶ月間毎日ガッツリ引いてもびくともしないので、結果的にめちゃくちゃコスパが良い」という、お財布への優しさを評価する声が非常に多く見られますね。矢飛びに関しても「矢勢が目に見えて鋭くなった」「安矢(ドロップする矢)が減って、遠的でも狙いを低く保てるようになった」という、的中率の向上を実感している競技者からの嬉しい口コミが目立ちます。

■ 少し慎重な「否定的な口コミ・懸念点」のまとめ
一方で、全員が100%満足しているわけではなく、いくつかの気になるデメリットに関する辛口な口コミがあるのも事実ですよ。特に、昔ながらの伝統的な麻弦の引き心地をこよなく愛する上級者やベテランの先生方からは、「放した瞬間の弦の返りが良すぎるというか硬すぎて、手の内に伝わる衝撃が強くて最初は戸惑った」「麻弦特有のあの『スン…』と吸い込まれるような優しい離れの粘り気がなく、パキッと機械的に外れる感じがして慣れるまでに少し時間がかかった」という、フィーリングの違いに対する意見が見られますね。また、音にこだわりがある方からは「弦音がどうしても『パンッ』と乾いた低いプラスチックっぽい音になりがちで、あの弓道ならではの美しい金属音が恋しくなる」という不満の口コミもチラホラあります。他には、「弦輪の輪っかのサイズが完全に固定されているから、自分の弓の本弭(もとはず)や姫弭(ひめはず)の幅が少し太めの特殊な形状をしている場合、輪がパツパツになって奥まで綺麗に収まらず、弓把のバランスが取りにくい」という、既製品ならではの細かな適合性の悩みを挙げる人もいますね。

■ 総評:ループ弦はどんな人に向いている?
これらのリアルな口コミの評判を総合して判断すると、ループ弦は「とにかく道具のセッティングの手間を減らして、毎日の練習量をたくさん確保したい学生さんや初心者の方」、そして「グラス・カーボン弓を使っていて、シャープで直線的な強い矢勢を安定して手に入れたい競技志向の方」には、これ以上ない120点満点の最高の選択肢になるかなと思いますよ。逆に、伝統的な竹弓の成りを大切にいたわりながら、静寂の道場に響く一期一会の美しい弦音や、手の内への優しい馴染み感をしっとりと楽しみたいという風流な上級者の方には、少し物足りなく感じたり弓への負担が気になってしまうかもしれません。自分の今の弓道の目的や愛用の弓との相性を見つめ直しながら、まずは一本お試しで使ってみて、その驚きの手軽さを自分の体で体験してみるのが一番良いかなと思いますよ。

ループ弦のおすすめ製品と選び方のポイント

ループ弦の全体の魅力やメンテナンスの重要性が分かったところで、「じゃあ、具体的に弓具店やネットショップでどの一本を買えば失敗しないの?」というあなたのために、これだけは間違いないと太鼓判を押せる超定番のおすすめループ弦の製品ラインナップをご紹介しますね。それぞれの個性がはっきりしているので、選び方の3つのポイントと照らし合わせながら、あなたを次のステージへと導いてくれる最高の一本を見つけ出していきましょう!

■ 購入前に必ずチェックしたい!ループ弦の選び方3つの鉄則

  1. 自分の弓の「長さ」の規格を絶対に合わせる
    ループ弦は弦輪を結び直して全体の長さを大きく変えることができません。そのため、自分の弓が「並寸(なみすん)」なのか、「二寸伸(にすんのび)」なのか、「四寸伸(よんすんのび)」なのかを必ず確認して、パッケージに明記されている正しい長さの商品をジャストで選んでくださいね。ここを間違えるとねじっても弓に張ることすらできなくなっちゃいます。
  2. 自分の「弓力(kg)」に適した太さ・号数を選ぶ
    前述の通り、弦の太さは矢勢と耐久性のバランスを決めます。目安として、13kg未満の優しめの弓なら「細め(1号相当)」、13kg〜16kg前後の標準的な強さなら「標準(2号相当)」、17kg以上の強い弓や竹弓を保護したいなら「太め(3号相当)」を基準にして、自分の弓の張力に負けない最適な太さをチョイスしましょう。
  3. 使われている「原糸(素材)」の特性を好みに合わせる
    初速をガンガン上げてとにかく的中に繋げたいなら、ファーストフライト等の「高密度ポリエチレン系」の硬めな弦がベストです。逆に、腕への衝撃を優しく抑えて昔ながらの引き心地を大切にしたいなら、ポリエステル混紡などの少し柔らかめにチューニングされたモデルを選ぶのがおすすめの選び方ですよ。

■ 弓道界で絶大な信頼を集める!間違いないおすすめループ弦3選

  • 「ひむかの弦(響・特作など)」(守山弓具店)
    日本のループ弦の元祖であり、圧倒的なクオリティで学生さんから高段者まで日本中で愛されている超ベストセラー製品です。最高級の高密度合成繊維を贅沢に使用しており、弦全体の伸びが恐ろしいほど少なく、張った瞬間から弓把の高さがピタッと安定しますよ。離れの瞬間の「スパッ」と矢が消えるような凄まじい初速の矢勢は感動モノで、とにかく的中率を上げて試合に勝ちたいという競技者なら、まずこれを買っておけば絶対に後悔しない王道中の王道の一本です。
  • 「マジェスティ・ループ弦」
    アーチェリー界のトップブランドのノウハウを弓道用に完全移植した、非常に先進的なハイテク合成弦です。繊維の表面に特殊な耐摩耗コーティングが施されているため、何千射かけても本当に毛羽立ちにくく、類を見ない驚異的な寿命の長さを誇りますよ。程よい反発力としなやかさを持たせて設計されているため、強い弓力でも引き込んできたときに手元に変なガチガチ感がなく、スムーズに会まで収めることができるため、毎日ハードな練習をこなすインターハイを目指す高校生や大学生の選手には特におすすめのタフな一本ですね。
  • 「テイジン・テトロン ループ弦」
    日本の大手繊維メーカーの良質なポリエステル(テトロン)素材をベースに作られた、非常にコストパフォーマンスに優れた優等生タイプのループ弦です。上記2つの超高強度繊維に比べると、素材自体に適度な「優しい伸びとしなり」があるため、リリースした瞬間の強烈な反動がマイルドに吸収され、押し手の腕を払って痛めがちな初心者の方や、道具をいたわりたい竹弓ユーザーの方にも非常になじみやすい仕上がりになっていますよ。お値段も比較的リーズナブルなので、ループ弦の手軽さをまずはお財布に優しく体験してみたいというエントリー層の方にぴったりの優しい一品です。

このように、ループ弦は製品ごとに原糸の編み方や目指している引き心地の方向性がハッキリと異なりますよ。まずは自分の弓の強さと長さを正しく確認した上で、自分の今の課題(矢勢を上げたいのか、あるいは耐久性を求めているのか)に合わせて、お気に入りの一本を道場に連れて行ってあげてくださいね。実際にいくつか異なる素材や太さを引き比べてみることで、あなたの射を極限まで引き出してくれる最高の運命の一本が、きっと見つかるはずですよ。


弓道のループ弦の特徴と選び方のポイントのまとめ

  • ループ弦は、あらかじめ上下の弦輪が完璧な輪っか状に作られているため、自分で結ぶ手間がなく扱いが劇的にラクですよ
  • 弦全体をクルクルとねじる回数を変えるだけで、全体の長さをミリ単位で調整して弓把の高さを一定に保てます
  • 高密度ポリエチレン等の合成繊維が使われており、弦の無駄な伸縮が少ないためエネルギー効率が良く矢飛びが鋭くなります
  • 昔ながらの麻弦に比べると、放した瞬間の弦音が「バシッ」とやや低めで力強い独特な響きになりやすい特徴がありますよ
  • 弦の返りスピードが速く衝撃が弓に戻りやすいため、デリケートな竹弓に使用する際は太めを選ぶなど少し注意が必要です
  • 弦輪が最初から固定されているため、初心者や学生さんでも道具のセッティングで失敗せず安定した調整が可能になりますね
  • 命綱にも使われる超高強度のハイテク素材のおかげで、摩耗や雨の湿気に恐ろしく強く、圧倒的な耐久性を誇ります
  • 細い弦は自重が軽いため初速が上がって矢勢が良くなりますが、その分だけ中仕掛け付近の毛羽立ちは少し早めになりますよ
  • 中仕掛けを作る際は、ループ弦の滑りやすい特性を考慮して、事前にボンドで薄く下地を塗ってから糸を巻くのがズレを防ぐコツ
  • 全日本弓道連盟の基本ルール上は審査での使用は可能ですが、高段位や格式高い場では伝統的な麻弦と使い分けるのがスマートかなと思います
  • 一般的な練習量での寿命の目安は数ヶ月から半年程度ですが、部活で毎日大量に引く場合は1〜2ヶ月で交換サインが出ることも
  • 練習後はすぐに弓袋に密閉せず、風通しの良い部屋でしっかり陰干し乾燥させてあげることが弦を長持ちさせる最大の秘訣です
  • 弦の表面が擦れてササミのように毛羽立ってきたら、強度が落ちて破断する危険信号なので欲張らずにすぐ新品に変えましょうね
  • 自分の弓の特性や筈の隙間に合わせて、原糸の本数やサービングの色をミリ単位で指定できるオーダーメイドという贅沢な選択肢もあります
  • 守山弓具店の「ひむかの弦」などのメーカーごとに素晴らしい個性が異なるため、色々試してあなただけの最高の一本を見つけてくださいね

ループ弦を今すぐ試してみたい方はこちら守山弓具店公式サイトをご覧くださいね。

 

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